伊豆半島の南から北へ、ちょっとの距離で行けるのが「河津」です。
河津は早咲きの桜で有名ですが、七滝めぐりでは川を横目に見ながら木々に囲まれて森林浴ができます。
2017年8月3日には、2011年の台風の影響で不通となっていた七滝のひとつ「大滝」が6年ぶりに見られるようになりました。
家族にとって初の「河津」でしたが、おかげでタイミング良く七滝を制覇!
我が家の七滝の歩き方、石投げの願掛けや温泉などについてご紹介します♪
河津の七滝めぐりはいかが?
8月下旬の夏休み。
下田の海で遊んだ帰り道は、東京方面に行くのに来た道(海沿い)では物足りなかったので、河津へ寄り道することになりました。途中ループ橋を見上げながら車で約30分強の道のり。あっという間です。
七滝=ななだる
河津では滝のことを「水が垂れる」という意味で垂水(たるみ)と呼んでいたことから、「ななたき」ではなく「ななだる」と読むそうですよ。
河津七滝駐車場という無料の駐車場があったので、まずはそこへ駐車。
昼前でしたが徐々に日差しが強くなり、じりじりと暑くなっていきます。
まずは「大滝」からと思って向かいましたが、最初に目に入ったのが「出合滝」の入口だったので、そちらからスタート!
◆出合滝
高さ 約2メートル
幅 約2メートル
入口から下って行くと二つの流れが一緒になるポイントがあります。木々に覆われてうっそうとした静かな雰囲気の滝です。
◆かに滝
高さ 約2メートル
幅 約1メートル
ここは水遊びしたくなる滝です。滝そのものには水深があるので触れませんが、浅い川は流れがゆるやか。夏の暑い日だったので、冷たい水に足を浸してひと息つけました。ただし、その日の水量にも寄るかもしれませんのでご注意くださいね。
◆初景滝
高さ 約10メートル
幅 約7メートル
遊歩道を歩いて行くと「踊り子と私」のブロンズ像が見えて来るのですが、色合いが白っぽく浮かび上がって見えるので、一瞬ドキッと..ビビりました^^;
滝祭りの際はここがメイン会場になるようです。そのせいなのか、自然の場所というより人工的な感じ。滝の手前では、シニアの方々が持参したおにぎりやお弁当をほおばっていました。イスやテーブルは無かったのですが、休憩するのにちょうど良い場所なんでしょうね~。
◆へび滝
高さ 約3メートル
幅 約2メートル
普通に見ているとどこがへび滝?って思うのですが、帰りに上から戻ってくると、岩の模様やくねくね具合でなるほどーっと納得できます。帰り道は気にして見て下さいね。
◆えび滝
高さ 約5メートル
幅 約3メートル
滝の形が海老の尾ひれに似ているそうです!なるほど、ペラっとしてますね(^^♪ 吊り橋の上から見られますよ。
◆釜滝
高さ 約22メートル
幅 約2メートル
玄武岩の岩に囲まれた大きな空間にあって、滝の近くへ寄るとヒンヤリしぶきがかかって気持ち良いです。滝の音と流れ落ちる迫力は写真じゃ伝わらないですね。
◆大滝
高さ 約30メートル
幅 約7メートル
最初に見るハズだった滝。上ったり下ったりの道中で疲れていたので、もういっかなーと思いつつ、いやいや、やはり全制覇!
こちらは七滝中で最大の滝なんですよね。しばらく世間から隠れていたのが、やっとこさ開通だったようで。この滝の迫力には感動!ちょうど時期だったのか、トンボの大群が滝の前の空間にわらわらといて、なんだか風の谷のナウシカを思い出しました。行くまでは面倒くさかったけれど、見に来て良かったです。
この滝を見るためには、りばてぃリゾ・音AMAGISO(天城荘)という宿の脇を通って行くのですが、滝の入口からアプローチの途中に宿の温泉があるのが面白いんです。滝つぼの横にも滝見風呂があって、滝の迫力を感じつつ水着で入れるのが気持ちよさそうでしたよ。
河津七滝の石投げに挑戦!
かに滝から初景滝へ向かって歩いて行くと、途中風流な光景が。風鈴がチリンチリンと鳴っていました。
ベンチと箱のように見えるものは足湯です。あまりに暑かったので入る気はしませんでしたが、涼しい時期になったら順番待ちかもしれませんね。
さらにその先へ向かうと石投げコーナー。
3個の石を持って、大岩に向かって手を合わせ心の中で願い事を唱えます。1個でも岩の上に乗れば、大願成就ならぬ大願上受だそうですよ。
河津の七滝で温泉のおすすめは?
大滝のところでご紹介した宿、「りばてぃリゾ・音AMAGISO」(天城荘)
読みづらいですが「リバティリゾート」って読むんでしょうね。
伊豆箱根国立公園内の河津川の渓流沿いにあります。
若女将が切り盛りされるこの宿、露店風呂付の部屋があったり、掛け流しの温泉や食事にもこだわりがあり、古くからあるものと新しいものを取り入れること。日々努力されているようです。
こんど行ったときにはぜひ泊まってみたい宿です。滝見風呂にも入ってみたいですね。
泊まらずに日帰り入浴も可能です。七滝と宿のお風呂をとにかく満喫!っていうのも良さそうです。内湯、貸し切り風呂、外湯、プール(温水・シーズンのみ営業)など全部入ってOKなので、ゆっくり遊べますね。
まとめ
伊豆河津は春の桜や花々、夏は滝見散策で涼やかに、秋は紅葉狩りも。いつでも楽しめますね!
滝めぐりは高低差がけっこうあるので、甘く見るとあとで後悔します。疲れたら無理せず途中で引き返すのをおすすめします。足腰に自信のある方は七滝制覇お気をつけていらしてくださいね♪
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