キャンプで雨!しかも撤収時に。
帰ってからのお手入れを考えると疲れがどっと押し寄せてきますが、これもキャンプの醍醐味です。テントやタープのお手入れは面倒ですが、放っておくと後で大変なことになります~。
次回のキャンプも快適に行けるようにするには?
こちらでは、乾燥方法やメンテナンスについてご紹介します。
雨のキャンプテントの乾燥は家で?
とにもかくにも、帰宅したらすぐにビニール袋から濡れたテントやタープを出しましょう。
◆家での干し方
泥汚れなどがある場合はバスルームで水洗いします。汚れが落ちにくい時はスポンジなど柔らかいものを使って撫で洗いします。中性洗剤も使えますが、少量にしてしっかりすすぐようにしてください。
ちなみに、ウチの場合は水洗いササっと流すだけですw
さてその後ですが、家の中でテントやタープを広げると、外で見るよりえらくかさばって見えますよね。でも、濡れたまま袋の中に放置しておくとカビてしまいます。早めに水気を取った方が良いので、広い部屋、庭、ガレージがあればブルーシートを敷き、その上に広げて干しておきます。
ロープや物干しで吊るせるなら、水が垂れても大丈夫なようにして干しましょう。
しかし!日本の住宅事情では、余裕を持って干せる場所が無い事もあります。
狭い所なら二つ折り三つ折りなどにして、表側、裏側、と順に干していきます。
我が家では、梅雨時期なかなか晴れ間が出なかった時があって、表と裏を返しながら狭いベランダに干した事がありました。いずれにしても重労働ではありますが..。
パーッと晴れてしまえば、あとはしっかり乾燥させて収納できますのでめげずに頑張りましょう!
◆布団乾燥機を使う
布団乾燥機を使う場合は、テントを広げるスペースが必要です。
まず床を汚さないようにブルーシートを敷きテントを組み立てます。
内側に乾燥機の吹き出し口を入れスイッチオンで乾きますが、熱風が一か所にばかり当たると傷んでしまうので要注意です。また、締め切りの室内で乾燥機をかけても湿気は抜けないので、窓を開けて扇風機で送風・換気しながら行うようにしてください。
雨のキャンプテントの乾燥サービス利用する?
◆外で干す場合
晴れた日に公園や駐車場などにテントを設営し、乾燥させるのが一番スッキリ乾かせます。
梅雨だったり雨が続くと、それもままならないのですが...。
◆車内に干す
車の中に干すという話も聞きますが、車内に湿気がこもって臭くなりそうな気がするので我が家では試していません。そもそもウチの車は狭いのでムリなんですけどね。日の当たる車内は温度が高くなるので乾いてしまうようですが。お試しになったら結果をご一報ください~。
◆業者の乾燥サービス
家で干す時間もままならないなーーと言う方には、業者のサービスを利用するのも手です。
【スノーピーク】
スノーピーク会員で、かつ自社製品に限り、テント等の引き取り ⇒ 乾燥 ⇒ 自宅まで発送してくれるサービスがあります。洗うのではなくあくまでも「乾燥」だけですのでご注意ください。
時期によりメンテナンスなどで受付不可の場合がありますので詳細はスノーピークへお問い合わせを。引取から発送まで自宅に居ながらにしてできるのは助かりますよね!
金額 3,500円~7,500円(税別)
送料 往復送料別途(本体乾燥料金によりかからない場合もあります)
店頭持ち込み可能な店舗もあります。⇓⇓
(2017年6月現在)
・スノーピーク二子玉川
・スノーピーク Headquarters ナチュラルライフスタイルストア
・スノーピーク武蔵小杉
・スノーピーク海老名
・スノーピーク箕面キャンプフィールド
・スノーピーク太宰府
【クリーニング.com】
色々なメーカーのテントを扱っており、洗いから乾燥まで行っています。料金体系が細かく分かれていますので、詳細はお問い合わせください。
電話: 0120-399-403
金額 テント4,000円~
タープ4,000円~
送料 往復送料1,500円
(料金はすべて税別です)
クリーニング.comのホームページ
キャンプのテントメンテナンスのすすめ
乾燥方法をご紹介しましたように、テントやタープはは濡らしたままでは良いことがありません。
カビが生える、雑菌が繁殖、異臭、シームテープの劣化、ポリウレタンコーティングの劣化、金属部分の錆び、などが起こります。
長持ちさせるためには、第1に水気を無くす、第2に乾燥です。
◆メンテナンスにおすすめできる事
生地の防水力が落ちてきた!?と思ったら、フライシートの内側に防水剤を塗っておきましょう。通常、外側に撥水剤、内側に防水剤が加工されていますので間違わないように気を付けて下さい。
ただし、テント寝室の天井と壁には防水剤を塗ったりしてはダメです。通気性が落ちるため一酸化炭素中毒の危険があります。塗るタイミングとしては干し終わって片付ける前、またはシーズンの始めに行いましょう。
また、1年に1回くらいはシームシーラーで縫い目の防水をしておきましょう。
グランドシートには、スキーで使う固形ワックスを塗り低温アイロンをかけると防水効果が高まります。
ポールは真ん中から畳むようにしましょう。
端から畳むと中のショックコード反対側に引っ張られ、傷んでしまいます。濡れていたら畳んだ状態で乾燥させておきます。
まとめ
せっかく購入したテントやタープ。
後片付けとメンテナンスは手間が掛かり大変ですが、手を掛ければそれだけ長く使えます。
大切に素敵な思い出を積み重ねて行ってくださいね☆