さあ、夏休み!
家族でとびきりの思い出を作りたいと思っている方に、今日は伊豆の海についてご紹介していきます。
伊豆は気候が穏やかで、きれいな海や自然を存分に楽しめるアクティビティもたくさんあります。
関東からも足を延ばし易くて、簡単に非日常のリゾート体験ができるおススメのスポットです。
今日は伊豆で夏を楽しむ時に気を付けたい‟クラゲ”や他の危険な海の生物についてお話します。
特に小さなお子さんがいるご家族がみんなで安全に海を楽しむために知っておくべきポイントを載せていきたいと思います。
伊豆の海でクラゲは出る?
伊豆の海のといっても、北側の熱海市や伊東市から南側の下田市や南伊豆市など静岡県は海に面している地域で色々なビーチ、海水浴場があります。
中でも人気が高い白浜、九十浜、弓ヶ浜そしてヒリゾ浜といったビーチがある南伊豆では、クラゲが出ることはほとんどありません。
他の県の海岸では、お盆を過ぎるとクラゲが発生して泳げなくなったりしますが、南伊豆の海岸ではクラゲが発生しやすい8月中旬になってもクラゲはほとんどでないので、安心して遊べます。
これは、黒潮の流れによるものだと言われています。
ここでいうクラゲとは、水クラゲのことです。水クラゲの毒はそんなに強くはありませんが、触れると水ぶくれになったり腫れたりすることもあります。
何度も刺されると、アナフラキシーショックを起こすこともあります。
クラゲがほとんど出ない伊豆でも、数年に1度くらい伊豆の海岸にも‟カツオノエボシ”が発見されることがあります。
カツオノエボシは毒を持つクラゲの1種で、大きさは10cmほどですが、触手が10mもあり非常に強い毒を持っているので、見つけたら絶対に触らないようにしましょう。
死んでいるものでも毒にやられてしまうので、触ってはいけません。
伊豆の海に危険生物はいるの!?
海にはクラゲ以外にも危険な生き物がいます。
海水浴を楽しむ時に気を付けたい危険生物をいくつかご紹介していきます。
まず1つ目は、『ゴンズイ』です。
毒針治療? いえいえ髭です笑
ゴンズイのおヒゲが気持ち良いらしく、コブダイはずっと近くをプカプカー
運が良ければ、ゴンズイが魚をクリーニング(マッサージ?)する姿が見れるかも(^_^)。#静岡 #浜松 #浜名湖 #水族館 #ウォット #ゴンズイ #コブダイ #針治療 #毒針 #髭 #マッサージ #クリーニング pic.twitter.com/DbqWOpWZ1O— 浜名湖体験学習施設ウォット (@uxotto) 2018年7月26日
あまり聞いたことが無いかもしれませんが、白黒のストライプでナマズの仲間なので口には髭があり、見た目はかわいい魚です。
そんなに大きくなく、集団で塊のようになって泳ぐのが特徴です。
あまり深くない場所にいるため遭遇するかもしれませんが、背びれと胸びれに強い毒針を持っているので、かわいいからと言って触ってはいけません!
こっちから触らなければ攻撃してくることはないので、見つけたら近づかないでくださいね。
次は『ヒョウモンダコ』です。
昔は日本にはほとんどいなかったこのタコ、最近では温暖化の影響もあり、あちこちで発見されるようになりました。
このタコ、頭から触手の先まで10cmくらいしかありません。
サンゴ礁や浅い海の岩礁辺りにいるので、海水浴に行って磯遊びをする小さな子供にも注意が必要です。
名前の通り、攻撃的になると体が黄色くなって青紫色の紋様が現れます。(いかにもキケン!な色ですね…)
噛まれてもあまり痛くはないのですが、持っている毒が、あのトラフグと同じテトロドドキシンなのです!
重症の時は15分程度で体中に毒が回って呼吸困難になり、最悪の場合死に至ります。
テトロドドキシンには、解毒剤がなく、毒を出すしか方法はありません。
ですが、とっさに口で吸いだそうとすると、口から体に毒が回るので絶対にしてはいけません。
万が一噛まれてしまったら、一刻も早く救急車を呼んで、噛まれた場所よりも体に近いところをきつく縛り、水で流しながら毒を絞り出し、病院へ行きましょう。
3つ目は『ウニ』です。
上の2つと違って特に毒を持っているわけではありませんが、鋭い棘が刺さってしまうと、角度によってはウェットスーツも貫通してしまうほどの威力があります。
岩場や磯で遊ぶときは、裸足やビーチサンダルではなくマリンシューズを履いて、よく注意しながら遊びましょう。
伊豆の海はいつまで入れる?
長い夏休み中、実際にいつ行こうかとプランを立てている方に朗報です!
伊豆は7月中旬から8月末まで泳げるところがほとんどです。
さらに、シュノーケリングやダイビングを楽しむ方は9月に入ってからがおススメ!
というのも、黒潮に乗って『季節来遊魚』と呼ばれるカラフルな魚たちが多く見られるようになる時期なのです。
しかも海水の透明度も増していくので、素敵な体験ができると思いますよ♪
水温は9月でも24℃くらい、10月下旬になっても21℃ほどもあるので、ウェットスーツを着ていれば全然冷たくありません。
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まとめ
暖かくて、安心して夏を楽しめる伊豆の海。
これを読んで、伊豆に行こうかと考えている方の心配が少しでも解消されたり、まだこの夏どこに行こうか決めていない方が、伊豆に行きたいと思って頂けたらとても嬉しいです。
青い空、輝く太陽の光に溢れた伊豆の海へぜひ行ってみて下さい!
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