海外旅行で薬はスーツケースに預け入れ?機内持ち込みは?説明書は必要?



せっかくの海外旅行、体調万全に過ごすために生活に気を付けて過ごしていると思いますが、予期せぬ風邪や胃腸炎、突然体調不良に襲われるかもしれません。


そんな時に、薬を現地調達するのって不安じゃないですか?

言葉もちゃんと通じるのか分からないですし、的外れな薬を飲む事になったらコワいですよね。

できれば、使い慣れた薬を持って行きたいです。


でも、飛行機で薬の持ち込みには決まりがあるのをご存知でしょうか?

いざ出発となった時に困らないように!

持病がある人もない人も確認しておきたいですね。


こちらでは、おさえておきたい注意点などをご紹介いたします。


海外旅行で薬はスーツケースで預け入れする?



薬を旅行先に持っていく場合、一般的な処方薬、常備薬等の違いのほかに、液体やガス等どのようにすれば良いの?と不安に思うかもしれません。


健康な人ばかりではないですし、年齢に関係なく病院から処方された薬を持っていかなければならない場合もありますよね。

そんな時は、基本的にスーツケースに入れて受託荷物として預ければほぼ問題なく持ち込めます。

場所によってはスーツケースをスキャンする時があり、あまりに大量で不審と判断された場合は、開けて調べられることもあるようです。

が、それも稀なようですね。


ただ持病がある人では、飛行機内で使う使わないに関わらず、念のため手荷物に入れるのが安心です。


まさかのケースですが、預けた荷物が自分と同じ時間と場所に空港に到着するとは限りません。

これ、ロストバゲージと言うのですが、スーツケースが無事到着しなかった時を考えてみて下さい!


私も経験があるのですが、以前イタリアへ旅行した際、スーツケースが別の国へ行ってしまった事がありました^^;

せっかく準備した荷物なのに、手持ちのバッグ以外全部ない!って冗談じゃないですよね。

手元に戻るまでに3~4日かかった記憶があります。


ですので、預けた荷物が間違いなく届くとは限らないということを念頭におき、単にチェックが緩いからという理由で、大切なもの預けてしまわないようにしてくださいね!

とくに、薬などはよく考えてから、スーツケースに入れる量を決めるようにしましょう。

海外旅行で機内持ち込みはどうなの?



基本的には、市販薬であっても処方薬であっても機内に持ち込むことはできます。


ただ、その薬が液体やガスの場合、持ち込む量が制限されているので注意が必要です。

目薬や漢方エキス、栄養ドリンク等液体の場合、100mlを超えると持ち込みは禁止となります。

そのため、容量が多いものについては100ml以下の容器に入れ、ジップロックのような透明の袋に入れる必要があります。

袋についても1リットル以下のもの、と決められています。


少々面倒なので、機内で使わなくても済むものに関しては、預けてしまった方が手間がかからないかもしれませんね。


また、ガスに関しては、喘息等で使われる吸入薬等もそれにあたります。

ガスを入れた缶は機内持ち込み禁止ですが、これは例外対象になります。

多く持ち込む必要はないので、発作時など困らない程度で持ち込むようにしてください^^

海外旅行で薬の説明書はあった方がいい?

近年テロ対策などのため、米国をはじめとする国々への医薬品の持ち込みは年々厳しくなっているようです。

これはなんだ!?と聞かれたときに備えて、可能であれば、英文をはじめ旅行先の言葉で持参薬を証明するものがあると安心です。


「薬剤携行証明書」は、処方した医師や調剤した薬局の薬剤師によって作成され、処方医の署名サインをもって正式なものになります。

公的に規定された形式はないようなので、かかりつけ医に相談してみてください。


特別な薬剤(抗うつ剤や鎮痛剤など)に関しては、別に決まりがあるようなのでご注意下さいね。


市販薬を購入した場合、医師の診断書や説明はもちろんついてきません。

製造元や調剤元が明記されている外箱や説明書を一緒に持っていくと、確認を求められた際に助けとなるかもしれません。

すべて日本語表記だと微妙かもしれませんが、無いよりはあった方が良いです。


英語をはじめ、旅行先の言葉に自信のない方はきっと多くいらっしゃるでしょう。

持病やアレルギーなどで注意が必要な方は、簡単な英訳でも良いので、治療してもらう相手に説明ができるように事前に準備しておきたいですね。

すぐに取り出せるメモ等があれば、いざという時に素早く対応してもらえます!

そのほか、持病もなく突発的な体調不良に対しては、過剰な量の持ち込みでなければそれほど心配しなくても良いでしょう。

まとめ

持病や急な体調不良などを心配しながらの長旅ではせっかくの旅行も楽しめません。

必要な医薬品について気になる場合は、旅行会社や航空会社、空港に相談してみるのもひとつです。

飛行機のルールを守って、安心で快適な旅になるように不安を解消しておきたいですね!

楽しい空の旅へ出発して下さい^^

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