しんしんと冷える家で初めて使った羽毛布団。
当時、その暖かさにえらく感動しました♪
以来、冬の布団はぜったいに羽毛と思っているワタシです。
羽毛は軽くてふわっと暖かいのがサイコー!なんですが、重い布団の方が好きって方もいますよね。好みは人それぞれだなぁと思いますw
こちらでは、ニトリの羽毛布団について、また実際にかるふわ使った友人から聞いた使い心地などを載せています。
これから買おうと思っている方の参考になりましたら嬉しいです♪
ニトリの羽毛布団は暖かい?
ニトリの羽毛布団。
コマーシャルの謳い文句で「お値段以上~ニトリ」のイメージがあるので、どれもがリーズナブルだと思っていませんか?
もちろん1万円以内のお安いものもありますが、意外に高い価格の羽毛布団もあったりします。お店で見かけた時はちょっと衝撃でした。お高い布団は、羽毛の品質だけでなく側生地(がわきじ)にもこだわってるようです。
他にも、薄掛け布団と普通の掛け布団の2枚合わせで真夏以外使える便利なタイプもありますね。
ニトリで扱っている羽毛布団は、テレビショッピングなどでよく見かけるような花柄とかではなくシンプルな白の無地。
布団ってかならずカバーしますよね?
どうせカバーするのに柄って必要?と思ってたわたしには、無地はありがたいです。
◆ホントに暖かいのか?
で、肝心の暖かさについてですが。
世の中に出回っている羽毛布団では、お値段が高いものほどしっかりとした商品と言われていますね。あまりに低価格となるとどうなの?と言う話も聞きます。
そのイメージから言うと、ニトリで扱っている商品の全部が全部、間違いなく暖かいとは言い切れません。
ですが、これは布団に使われている素材と住環境、住んでいる地域、さらには自分自身の寒がり度によっても変わってきますよね。
そこで、素材について見てみましょう。
◆羽毛の種類
羽毛布団に使われるのは水鳥のダウンとフェザーです。
ダウンは、水鳥の胸毛部分にあるタンポポのような綿毛でふわふわと丸い形をしています。ここに空気を含む事で暖かさをキープします。
一方のフェザーは羽根の部分。
と言っても、表面に出ている固い羽根ではなく、内側の柔らかい部分です。
「羽毛布団」と呼んで良いのはダウンの混合率が50%以上のもの。50%以下のものは「羽根布団」と呼ばれます。つまり、ダウンの割合が多くなるほど暖かさはアップします。
ニトリでも羽毛布団として扱っているので、これ自体は問題ないですね。
◆水鳥の種類
水鳥にも違いがあります。
羽毛として多く使われているのはダック(あひる)とグース(ガチョウ)。
ダックよりグースの方が体が大きくダウンボールも大きいので、グースの方が保温力は高く、また、寒い地域の北欧産などの方がより暖かいものとされています。その分価格も上がるんですけどね。
なので、羽毛布団を選ぶ際には、このあたりをよく見極める必要があります。
ニトリの羽毛布団のあたたかさレベルって
ニトリでは「あたたかさレベル」と言って、暖かさの目安を1~6の数字で表わしています。
6がマックスに暖かいですよ。それぞれのパッケージにレベルが表示されているのでチェックしてみてくださいね。
◆あたたかさレベルの説明
~室温の目安 20~30℃
レベル1⇒夏場に冷房を使わない方に
レベル2⇒夏場に冷房を使う方や春先・秋口・冬期の重ね用に
~室温の目安 10~20℃
レベル3⇒冬場に暖房を使う方や暑がりの方に
レベル4⇒冬場に暖房を使わない方や気密性の高い環境の方に
~室温の目安 5~10℃
レベル5⇒寒がりな方や室温が低めの環境の方に
レベル6⇒真冬でも毛布や暖房を使わない方に
冬場に使うなら、レベル4以上は欲しいところですね~。
寒がりで冷え症の方なら、レベル6にした方が良いでしょう。その分お値段も上がりますが、低いレベルを買った後にあまり暖かくなかったら悔しいですし(笑)
あとは住環境にも左右されます。
風の通りやすい戸建て、もしくは気密性の高いマンションなど、部屋の環境次第で必要な暖かさも違ってきますよね。
ウチはマンションで暖かく、11月上旬でまだ暖房もいらないくらいです。なので、布団もニトリの夏用羽毛布団でいまのところ大丈夫なんですよね。
(あ、でも敷パッドはあったかいフワフワのNウォーム使ってます)
本気の真冬になったら、もちろんあったか羽毛にチェンジ!の予定です。
こちらもどうぞ。⇓⇓
ニトリのNウォーム敷パッドはホントに暖かい?寒いときはどーする?
しかし、暑がりな男性ならレベル6では汗かいちゃうかもしれませんね~。
ニトリの羽毛布団かるふわの使い心地
ここ数年目に付くのが「かるふわ」シリーズ。
名前の通り、かるくてふわっとした羽毛布団です。
一般的な羽毛布団と比べて40%もの軽量化を実現しています。店頭見本をさわってみると、側生地はサラッと薄くすごーく軽い感触。ポリエステル100%です。
暖かくするための工夫として、えり元と足元には羽毛を30%増量しているので、身体にフィットしやすく冷気を逃さないそうです。
ニトリに行くと、布団売り場の一番目に付くところに置かれているので、冬の羽毛布団ではイチオシ!ですね。
◆かるふわは3種類
下記はニトリのホームページに記載のシングルサイズの商品説明でです。
税抜価格となります(2019年)
~あたたかさレベル4のかるふわ
価格: 13,797円
ダウンパワー:285cm³/g以上
充填物:ホワイトダックダウン70%、フェザー30%
充填物の重量(約):0.8kg
*2017年のかるふわと比べると、ダウンの量が80%だったのが70%になりダウンパワーも少し下がっています。値段は変わってないので、暖かさとして変わり無いのか気になりますね。
~あたたかさレベル5のかるふわ
価格: 18,426円
ダウンパワー:380cm³/g以上
充填物:シルバーダックダウン80%、フェザー20%
充填物の重量(約):0.8kg
ウクライナ産ダウン使用。
羽毛(ダウンボール)が大きく空気を含みやすいので保温力が高い。
*2017年のかるふわではダウン85%、フェザー15%でした。ダウンパワーも下がっています。
~あたたかさレベル6のかるふわ
価格: 27,686円
ダウンパワー:400cm³/g以上
充填物:シルバーダックダウン90%、フェザー10%
充填物の重量(約):0.9kg
シベリア産のグースダウン、大粒のダウンボール使用。
以前はレベル6は一種類だったのですが、こちらのレベル6よりさらに暖かいレベル6があります。
⇓ ⇓
~あたたかさレベル6のかるふわ
価格: 73,982円(クイーンサイズ)
ダウンパワー:435cm³/g以上
充填物:ホワイトグースダウン90%、フェザー10%
充填物の重量(約):0.9kg
重量:2.35kg
二層式のキルト構造なのでかさが増して暖かく、フィット感もバッチリ。
最強の
*2017年のかるふわはダウン92%、フェザー8%でした。ダウンパワーは15cm³上がっています。
*2019年2月上旬の状況でこちらのシリーズ、残念ながらネット上では売り切れとなっているようです。
羽毛の品質をあらわす単位で、布団中の羽毛のふくらみを1gあたりの体積で示したもの。
数値が高いほどあたたかさを保つことができます。(ニトリHPより)
こうして見るとダウンパワーはレベル6のかるふわがダントツです。
ただし、レベル6の価格はレベル4の倍!ちょっとためらってしまう金額ですよね~。
ですが、羽毛を3万円以下で買えるのは一般的にはかなりお安いので、ニトリの中では高価格な方になりますが、冷静に考えるとまだお得なのかなーと思ったりします。
◆レベル5のかるふわ
ちなみに、昨年友人が買ったのはレベル5のかるふわ。
都内の築浅のマンションに住んでいます。
買ったばかりの頃は軽くてあったかいよ~と喜んでました。
秋口はまだ暖かく寝られるそうですが、真冬に突入すると寒かったようで。レベル6にしとけば良かった、とちょっと後悔してました。
とりあえずは毛布と一緒に使ったり、工夫してみるとのことです。
まとめ
羽毛布団の暖かさには、ダウンとフェザーの混合率、水鳥の産地や種類などで違いがあります。
価格も良いものほど高くなるので、見極める上ではそれも判断材料となりますね。
ニトリで扱っている羽毛はリーズナブルなものが多いですが、品質の良くないものを扱っていたらきっとクレームも増えますよね。年を追うごとに良いものへと改良されているように見受けられるので、安い=悪いという、単純な図式には当てはまらないと思っています。
とにかくあたたかく!と言う事なら、個人的にはレベル6をおすすめしますが、まずは店頭で自分の目で見て触ってみてくださいね。
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暖かく過ごせますように☆
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