専門店に行くと、赤ちゃんを迎えるためのいろいろなグッズが並んでいてびっくりしてしまいますね!
その中でも最初に必要になってくるのは「おむつ」です。
今回は布おむつ育児も気になる・・
という方のために、紙おむつとの違いや併用した場合の費用などについてご紹介していきます!
布おむつは夏だと蒸れる!?
暑い季節は蒸れてしまうんじゃないか?という点ではないでしょうか。
この点が気になって布おむつを使うのを悩むという方も多いですが、きちんと対策がありますのでご安心ください♪
主なものを2つご紹介しますので、ご自身でもできそうと思ったらぜひ布おむつにトライしてみてはいかがでしょうか。
◆通気性のよい布おむつカバーを使う
一般的に布おむつの場合は布おむつ・布おむつライナー・布おむつカバーを使います。
これらのうち、布おむつカバーの素材がウールのものを選ぶと通気性がよいため蒸れにくくなります。
撥水性のあるフリースなどのカバーもあります。
布おむつ自体もコットンなどの自然素材を選ぶのがおすすめです。
そのうえで、こまめにおむつを交換してあげることで蒸れによるトラブルを防ぐことができます。
◆おむつをつけない時間を作る
おしっこなどをした直後にバスタオルなどを敷いた上に寝かせて、おむつをつけない時間を作るという方法です。
おむつの中にたまる湿気を逃がして、おしりをしっかり乾かすことができるので効果的です。
月齢の低いうちは頻繁におしっこを出すので、なかなか大変かもしれませんが、無理のない範囲で取り入れてみるのもよいですね。
布おむつと紙おむつの違いは何?
布おむつと紙おむつの違いは具体的にはどんな所なのでしょうか。
両者を比較してそれぞれのメリット・デメリットを考えてみました。
◆布おむつ
~メリット
・初期費用がかかるものの、紙おむつより費用が抑えられやすい。
・赤ちゃんとスキンシップの機会が増え、赤ちゃんの肌にやさしい。
・ゴミが出ない。
~デメリット
・交換回数が多くなりがちで、洗う手間がかかる。
・外出時の荷物がかさばりやすい。
◆紙おむつ
~メリット
・後始末が楽
・外出時の荷物がコンパクトになる。
・吸水性が高く、おむつの中が快適に保ちやすい。
~デメリット
・布おむつよりは費用がかかる。
・買い置きをしておく必要があり、ゴミが多くなる。
こうして比較してみると、両者にそれぞれ異なる魅力があるとわかりますね!
紙おむつは外出時や長時間交換ができないシーンなどでの便利さがあります。
一方で、布おむつはおむつ代の節約効果が期待できます。
最初にカバーやライナーなどの一式をそろえる必要はありますが、2人めを考えている家庭では同じものを使うこともできます。
洗濯などの手間が苦でないならば、長い目で見ると家計や環境へのやさしさががありますね^^
布おむつと紙おむつを併用した場合の費用とは?
当然のことですが、紙おむつか布おむつかどちらかを必ず選ばなければいけないわけではありません。
昼間は布おむつ、外出や夜間は紙おむつにするなど両方を併用することで、それぞれのメリットを活かすという方法も可能です。
そこで!
一番大きな違いだと思われる費用の面から、併用した場合はどのくらいの金額になるのか見ていきましょう。
新生児から1年程度の期間で見ていくと、個人差はありますが1日8~15回程度はおむつ交換をすることになります。
ウンチは個人差が大きく、数日に1回しか出ない子もいれば1日に何回も出る子もいます。
国産の素材で作っており、比較的お手頃な価格の「ほほえみ工房」さんの価格を参考にしました。
【布おむつの場合】
・布おむつ30枚
10枚セット 1,680円×3セット=5,040円
・布おむつカバー 6枚
2枚組 1,814円×3セット=5,442円
他にも・・
・洗濯用のバケツ
・洗剤、水道代などがかかってきます。
ここまでで、バケツは100均ショップで手に入るとして、15、000円前後という印象ですね。
【紙おむつの場合】
成長にともない、サイズアップして1パックの枚数が少なくなったり排泄の回数も減ってくるのですが、1日10回交換すると仮定して考えてみます。
メーカーなどによっても幅がありますがおむつ1枚あたりの単価は15円前後が相場です。
Amazonファミリーや専門店のセールを利用することで安く購入する工夫が必要ですね。
単価15円×3、650枚=54、750円/年という結果です。
まとまった金額をみると驚きですね!
これを夜間のみ紙おむつにする場合、夜間2~3回交換するとしても2/5程度になるでしょう。
すると54750円×2/5=21、900円です。
まとめると以下のとおりです。
15、000円~20、000円程度
・布おむつと紙おむつを併用
36、900円~程度
・紙おむつのみ
54、750円程度
金額だけを比べると布おむつの節約効果に注目してしまいがちですが、準備や洗濯での手間暇がかかることも事実です。
おむつ交換は毎日何回もすることですので、布おむつばかりにこだわりすぎず、体調の優れないときや外出の時などはうまく紙おむつを併用するなど、負担にならない方法を見つけていきたいですね!
「ほほえみ工房の布おむつカバー」
まとめ
赤ちゃんのお世話には細々と費用がかかるものです。
少しでも節約できることがあればうれしいですよね。
布おむつは洗濯やこまめな交換が必要なものの、節約や赤ちゃんの肌へのやさしさから人気が復活してきています。
カバーのデザインも海外製のものなどはとてもかわいらしいものがたくさんあります。
一方、紙おむつも改良がなされていて機能が高いものが多いですね。
どちらを使う場合でも、赤ちゃんによって合う・合わないがありますので、かぶれや肌荒れが見られたら別の方法を試してあげてくださいね。
産後はママの体も回復しきっていませんので、最初から頑張りすぎずに自分にとって無理のないように取り入れていきましょう~♪