ニトリのNウォームで静電気!?起きる原因や防止する方法って?

寒い季節になると、ウチではニトリのあったかNウォームの寝具がとっても重宝します♪

ですが、ある友人は静電気がすごくて寝ていられないそうで( ゚Д゚)

ウチでは静電気で困ったことが無いので、この違いはいったい...?

実は、使い方や日々のちょっとしたコツでイヤーな静電気とおさらばできるんです。こちらの記事で静電気の起きる原因や防止する方法などをご紹介していますので、ご参考にお読み下さいね。

  

ニトリのNウォームで静電気が!?

さあ寝よ~♪

と布団に入った途端、
パチパチっ!と来たらガッカリ。静電気が起きると快適な眠りの妨げになりますよね。

ニトリのNウォームシリーズでは、敷パッド、毛布、掛けカバー、掛け布団などいろいろな寝具を展開しており、とくに敷パッドでは、スタンダードなNウォームとNウォームスーパーのニ種類があります。

ウチではスタンダードの一番リーズナブルなタイプを購入したのですが、とっても暖かく使えています。

詳細についてはこちらで書いているので詳細は省きますね。
ニトリのNウォーム敷パッドはホントに暖かい?寒いときはどーする?

静電気についても、とくに気になった事が無いんですよね~。

何でかな?

と、品質表示のところを見てみました。すると、表地、裏地、充填物で使われているのはポリエステルとレーヨンなんですね。

ポリエステルは電気を通さず帯電しやすいプラスチックでできています。そのため、静電気が起きると溜まって蓄積した状態が続きます。

ですが、レーヨンに関してはもともと木材のパルプから作られているので、静電気は起きずらい素材なんです。

また、アルミ蒸着不織布シート入り(組成:ポリプロピレン)と書かれていたので、じゃあこのアルミは?と調べてみました。

すると、アルミなどの金属は帯電することはあっても、地面に接触しているとすぐに放電するため、ほぼ帯電しないと考えて良いとの事でした。

ただし。

静電気が起きるのは絶縁体です。
どこかに電気を逃がすことができない状態になっていると、金属でも帯電するためビリっと来てしまうんです。

次の章では、実際にどういった時に帯電しやすいのか、静電気が起きる原因や素材についてご説明しますね。

静電気が起きる原因とは?

まず、静電気が起きる原因として考えられるものが2つあります。

◆静電気の起きる原因

1.乾燥

湿気の多い梅雨時期や夏に静電気で悩まされることはないですよね。

湿度が20%以下で温度が25℃以下になると起こりやすくなります。空気が乾燥する冬のお悩みと言えますね。逆に湿度が65%以上になると起こりにくくなります。

2.摩擦

乾燥した時期には、何かと何かがこすれる事ですぐに静電気が起きます。子どもの頃に髪の毛と下敷きでゴシゴシ~とこすってよく遊びましたよねw

ここまで読んで頂けたらもうお分かりと思いますが、Nウォームだけで静電気が起こるワケではありませんね。乾燥や摩擦といった要因が加わる事で、静電気が発生してしまうんです。

だからと言って、65%以上に加湿するってかなりの湿気じゃない?って思った方。その通りです。

ヘタに加湿し過ぎると、こんどは結露やカビが心配になります。
なので、室内では50~60%程度に加湿すれば静電気は起きずらくなるので、適度に加湿するようにしましょう。

◆静電気と素材の関係

もともと麻や綿、絹、レーヨンなどは静電気が起きずらい素材です。(まったく起きないという事ではありません。)

また素材の性質として、プラスに帯電しやすいもの、マイナスに帯電しやすいものがあります。

静電気が起きずらい組み合わせはプラス同士の素材、またはマイナス同士の素材なので、つまりプラスとマイナスが組み合わさると、大々的にバチバチっと発生してしまうんですね~。

で、Nウォームに使われている表地のポリエステルはマイナス寄りの素材なので。

⇓ ⇓

静電気を発生させないためには、掛け布団カバーやパジャマをマイナス寄りの素材や天然素材にすることが大切です。

ちなみに、マイナス寄りの素材は塩化ビニルやアクリルなんですが、寝る時の素材としてあまり快適とは言えませんよね(^^;

なので、Nウォームと同じ素材のポリエステル=例えばフリースはおすすめです。

また、フリースの下には綿のTシャツなどをインナーにすれば肌に直接触れる素材としても安心ですし、静電気も避けられるのでバッチリ!

これが、プラス寄りのナイロンやウール、乾燥した髪の毛などが組み合わさると帯電しやすくなるので、髪の毛はともかくですが、ナイロンやウールは避けるようにしてくださいね。

ウチではNウォームの敷パッドとの組み合わせで、掛け布団カバーは綿、または綿麻混合のものを使っています。掛け布団が羽毛で十分暖かいので、毛布を使う事もほぼ無いんです。

寝る時のパジャマも、冬本番の時期はフリースを着ています。

このことから、ウチの場合は静電気が起きなかった♪
と言えますね☆

静電気を防止する方法とは

静電気が起きないようにするポイントとして、先ほど加湿が重要とお伝えしましたよね。そこで、乾燥や摩擦でバチバチっとするのを積極的に防止する方法をご紹介します。

◆洗濯時

Nウォームを洗濯をする際には、必ず柔軟剤を使うようにしましょう。繊維の摩擦を減らすことができるので、これだけで静電気が起きずらくなります。

また、グリセリンを使うのもアリですよ。

洗濯物を干すときに、水で20倍程度に薄めたグリセリンを霧吹きでシュシュっと洗濯物にスプレーします。軽く掛けるだけで効果があるので、あまり掛け過ぎないようにしましょう☆

グリセリンは食品や多くの化粧品に使われているので、濃度に注意すれば危険は無いと言えます。ドラッグストアなどで手入りますので、気になる方はどうぞお試しください。

◆ハンドクリームやトリートメント

手や肌が乾燥しないように、お風呂上がりにはクリームを塗るようにします。また、髪の毛はトリートメントでしっかり保湿しておきましょう。洗い流さないトリートメントはしっとり感をキープしやすくなるのでおすすめです。

日々のマメなお手入れで潤いを保つようにしたいですね。

最後に..

ここまで書いて、ふと気になった事があったので近所のニトリへ行ってきました。

先ほど、ウチのNウォームにアルミシートが含まれているとご紹介しましたよね?

でも、現在ニトリのホームページで紹介しているNウォームの素材にはアルミシートについての説明がまったく無いんです。

ん??どういう事?

と思い、お店に置いてあるNウォームの品質表示のタグをチェックしてみました。すると、2016年度のNウォーム(去年の売れ残り?)と2017年度のNウォームにはアルミシートの表示が無かったんです!

さらに、ポリエステルとレーヨンの含有量パーセンテージも変わっていました。

この事と静電気の関係に違いがあるのかどうかは、正直何とも言えません。
ですが、このようなマイナーチェンジを行っている事で、Nウォームはもっともっと良いものへと進化しているのでは?と思います。

最後までお読みいただきまして有難うございました☆ご参考になりましたら幸いです。

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