ひな祭りで甘酒を飲む意味って?作り方は酒粕か米麹が簡単で人気?

もうすぐ女の子の節句、ひな祭りですね!

今年はどうしようか?なんて思っているママさん!

甘酒をお家で手作りして、娘さんと一緒にお祝いしてはいかがですか?

こちらでは、甘酒の由来や作り方についてもご紹介しています~♪

ひな祭りで甘酒を飲む意味とは?

ひな壇を出すのが立春の3月3日だったから、だいたいひな壇をしまうのは3月の中旬。

そうこうしているうちに端午の節句。子供のイベントも予定がたくさんで大忙しですよね。

そういえば、皆さんはひな祭りになぜひなあられと甘酒なのかご存じでしたか?

ひな祭りが伝わってきた平安時代、元は中国の行事だったと言われています。

古代中国では旧暦で、桃の咲く頃に身を清める儀式として桃の節句が行われていました。

日本では平安時代に貴族の人形遊びとして伝わったのですが、外に参拝に出かけるときなどに人形も伴い、人形のご飯として持っていったのが雛あられのはじまりと言われています。

今で言うおままごとのような感じですね。

◆甘酒の由来は時は同じく平安時代

ある女が蛇を身ごもってしまった…。

しかし、甘酒を飲むと不思議な事に蛇が流れてしまったとの伝説があるんです。

この事から、汚れを祓い健康な子を産める様にと、桃の節句に甘酒が飲まれるようになったと言われています。

男の子には端午の節句がありますが、ひな祭りの由来は女の子ならではの女性らしいエピソードではないでしょうか。

女性は子どもを宿すことから、人形を形代(かたしろ)として穢れを浄化、健康な子を宿せ
るようにとの願いを込め、桃の節句が風習になっているんですね。

そんな甘酒ですが、本来のひな祭りでは白酒(こちらはれっきとしたアルコール)が飲まれていました。

が、さすがに子どもにアルコールは飲ませられませんよね!?

そのため、いつからか甘酒を飲むようになったのです。

また、酒粕を使う場合は、アルコール分が入っています。

しかし、子どもが飲むのにアルコールは入れられないということで、米麹を使ったノンアルコールの甘酒が多く出回るようになっています。

ひな祭りで甘酒の作り方は酒粕か米麹?

ではその甘酒、材料は酒粕と米麹どっちがいいの?

と思いますよね。

最近では美容にも良いと女子の間で話題になっています。

今回はそれぞれの特徴をご紹介していきたいと思います!

◆アルコール入りの酒粕

砂糖を使うのでカロリーが高め。

タンパク質、食物繊維、ビタミンB群、葉酸など栄養価が米麹より高い。

火にかけてしっかりとアルコールを飛ばせば、お子さんでも飲めます。

◆ノンアルコールの米麹

お米と麹から天然の甘さが出る。

ブドウ糖や炭水化物が多い。

子供や妊娠中のかたにもおすすめ。

◆甘酒の効能

甘酒には、

・美肌効果
・疲労回復効果
・安眠効果

などが期待できる飲み物なんですね。

飲む点滴とも言われるため、桃の節句だけでなく、毎日飲んでも良いくらい女子には嬉しい飲み物なんです。

⇓⇓ こちらは玄米甘酒。
さらに健康に良さそうじゃないですか?

甘酒の作り方で簡単なのは?

それでは、自宅で簡単に作れる甘酒をご紹介!

◆酒粕レシピ

~用意するもの (6人分)

・酒粕 200グラム
・水 800cc~1000cc
・砂糖 大さじ6~
・塩 少々
・ショウガのすり下ろし 少々


~作り方

1.酒粕を細かくちぎり鍋に入れます。

2.水を入れたら中火にかけます。

3.沸騰してきたら砂糖と塩を素早く入れて…。

4.酒粕がとろとろになるまで潰していきます。

5.最後にショウガのすり下ろしを入れて完成です!

米麹レシピ

~用意するもの (6人分)

・炊飯ジャー
・餅米(1合)
・米麹(乾燥したもの)200g
・水400ccから500cc
・温度計


~作り方

1.まず炊飯ジャーを使ってお粥を作ります。
  水は普段ご飯を炊くときの二倍の量で炊きます。

2.麹をボールなどに入れてほぐしておきます。

3.お粥が炊けたら炊飯ジャーから取り出し、お粥に水を足して60℃くらいまで冷まします。麹の酵素は熱すぎると死んでしまいます。冷たすぎても働きが悪くなります。

4.お粥に米麹を入れて混ぜていきます。

5.残りの水は60℃に温め直しお粥と麹と併せて混ぜます。

6.釜をセットしてフタを開けたまま保温ボタンを押します。開始!
  (炊飯を押さないように注意)

7.フタの代わりに、清潔なふきんを掛けておきます。このまま保温することで温度が60℃にキープされます。
  
8.8時間経過し、とろみが出てきたのを確認したら常温で冷ましていきます。


甘みと酸味が出れば完成です。

最近では、無添加やオーガニックも流行っていることから、ダイエットにもおすすめなのが甘酒だったりしますよね。

手間を考えると米麹の方がちょっと面倒くさいのですが、米麹の場合は砂糖ではなく麹本来の自然な甘みが嬉しいところです♪

まとめ

健康志向が高まっている最近では、お子さんから妊婦さんまで気軽に安心して飲めるのが人気の秘訣です!

美容にも、健康にも女性に嬉しい甘酒…。

母娘そろって華やかな桃の節句を楽しみたいものですね。

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