旦那さんの実家へ、一緒に里帰り。
お盆は里帰りの季節ですね^^
初めての旦那さんの実家への里帰りとなると、緊張もしますしちょっぴり気を使ってしまいます。
それに、お盆だったらお供え物の準備も必要になります。
お盆のお供えっていくら包むんだろう?
書くときは薄墨?
新札を使ったらダメかな?
…などなどたくさんの疑問が湧いてきます。
ご両親に失礼なことはしたくないし…
ということで今回は、そんなお盆のお供えにお金を包むときに知りたい、金額の相場や基本的なマナーについてご紹介していきます^^
お盆のお供えはいくら包むべき?
一般的には初盆には現金、それ以外は品物をお供えすることが多いのですが、最近では現金が選ばれることも増えてきました。
一人暮らしをしている方にとっては、品物よりも現金の方が喜ばれることもあります^^
「もらったお供え物が処理しきれなくて持ってきてくれた人に申し訳ない…。」というのもよく聞く意見です。
反対に、用意する側も現金の方が準備しやすく、ありがたいこともあるでしょう。
お盆のお供えに現金を包む場合、初盆の場合は5,000~10,000円、それ以外は3,000~5,000円が相場になります。
初盆の方が金額が多いのは、亡くなってから初めて迎えるお盆は丁寧に供養しよう、という習慣があるからです。
3,000~5,000円というのは、品物を用意するときの金額の目安にもなります。
また、現金と品物の両方を用意する場合は、合計で3,000~5,000円になるように準備をします。
ただし、多く払えばいいというものでもないので、旦那さんと相談しながらきめると良いですね。
多く払い過ぎるのは相手に気を遣わせてしまうことになり、マナー的にも良くありませんので…。
お盆のお供えでのしは薄墨で書くべき?
まず、現金を包むときののし書きは“御仏前”が一般的です。
水引の色は白黒か黄白にします。
これは地域によって違いがあって、関東は白黒、関西が黄白を選ぶことが多いようです。
水引は“結び切り”にしましょう。
そして、のしに名前を書くときの墨ですが、お葬式に持参するご香典ののしには、悲しみの表現として薄墨で書きますよね。
「涙で墨がにじんでしまった」という意味を持たせています。
ですから、お盆も薄墨でないといけないのかな?と考える人が多いのですが、“お盆の場合は薄墨”という決まりはありません。
また、お盆は事前にわかっていることでもあるので墨は濃いもので書いて大丈夫です^^
「故人を思い、心を込めて墨をすった」という気持ちを込めて、濃い墨を使いましょう。
渡すときには、「御仏前にお供えください。」という言葉を添えて渡します。
自分でお供えするときは、置き方にも気を付けて下さい。
宗派による違いもありますが、基本的にはこちら側から見て名前が読める向きでお供えしましょう。
お盆のお供えに新札ってどうなの?
お葬式のご香典を新札で包むのは、“不幸を待っていた”と考えられて失礼にあたります。
ですが、この場合も墨の件と同じで、お盆の場合は事前にわかっていることなので、新札を入れても問題ありません。
新札を包むのは結婚式などの祝い事の機会が多いので、頭の中に“新札=お祝い”というイメージがある人は、新札をお盆に包むのはなんとなく気が引ける人もいるでしょう。
新札を包むことに気が引けるときには、一度真ん中に折り目をつけてから包むと良いですよ^^
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まとめ
以上、お盆のお供えに現金を包むときの金額の相場やマナーについてご紹介しました。
金額の相場は、初盆が5,000~10,000円、そうでなければ3,000~5,000円でした。
相手の人に気を使わせてしまうことがないような金額にしましょう。
のしに名前を書くときの墨は、濃い墨でOKです。
また、中に入れるお札は新札でもいいですが、気になるのであれば一度折りたたんだものをいれましょう。
地域やご家庭によってルールを設けていることもあるので、ひとりで決めずに周りと相談しながら決めていくとスムーズに行きますね。