連休で帰省する方も多いでしょうが、お迎えする側は大変!!
「お構いなく」とは言われても、掃除に片づけに…
何よりも重要なのは食事ですよね。
できるだけ手がかからなくて、でもちょっと豪華に見えて、小さい子からお年の方までみんなで楽しめる料理を出したい!
今日はそんながんばり屋の奥様のために、お盆のおもてなしや料理についてお話していきます。
お盆に親戚の集まりで大わらわ!
◆まずは掃除と片づけから始めましょう
とはいっても、普段から掃除をしている家では、そんなに頑張って大掃除のようにすることはありません。
一番大切なのは、やっぱり寝室として使ってもらう部屋ですね。
なぜかというと、普段はあまり使っていない部屋を用意することが多いからです。
使っていなくてもうっすらとホコリは降りていますので、まずは、はたきをかけて上からホコリを落とし、掃除機などで全体をきれいにしましょう。
ガラス窓や鏡がある部屋なら、きれいに拭いておけると更にいいですね。
そして、しっかり換気をします。
◆布団のお手入れ
部屋の準備ができたら、客用の布団を用意します。
普段はしまってあるもの なので、お盆前のカラッと晴れた日に外に干しておきましょう。
布団干しというと、昔のイメージで直射日光の下に出して、布団たたきでバシバシすると思っている方もいるかもしれませんが、ちょっと待って下さい!
綿の布団なら、夏の日中(10時~3時位)に表裏を30分~1時間ずつの合計1~2時間で十分です。
綿とポリエステルでできた合繊の布団なら、日陰干しで表裏30分~45分で合計1~1.5時間でOKです。
また、布が傷むのを防ぐためにカバーはかけたまま干しましょう。
取り込んだらすぐにたたまずに、湿気がこもらないように冷めてからたたんでおきます。
布団と一緒に、枕も干して準備します。
タオルケット、シーツ、カバーといった寝具類や、タオルはまっさらな新しいものを準備しておくと気持ちがいいですね。
これで、‟衣”の準備はできました。
◆次は食器の準備を
いつもよりもたくさんの食器が必要になるので、人が集まる時用にセットになった食器を揃えておくと安心です。
ですが、そんなに人数が多くなくて、本当に近い親戚が集まって和気あいあいとした雰囲気の場合は、全てが完璧に揃っていなくても大丈夫です♪
1人で準備しようと頑張ると疲れてしまいますしね!
事前に全部整えておかなくても、皆さんがいらしてから一緒に進めて行けば良いと思いますよ。
お盆に親戚のおもてなしはどうすればいいの?
おもてなしと言うと、とても大変な感じがしますが、大切なのは‟ようこそ来てくださいました。ゆっくりしていってくださいね”という気持ちです。
なので、こうしないといけないという決まりはありません。
そこで、私の思うおもてなしについてお話します。
◆花を飾る
いつもおもてなしといえば、まず花を飾ります。
豪華でなくてもいいので、季節の花を飾っておくと家の中も明るくなりますし、来てくれた親戚の方にも待っていてくれたという気持ちが伝わると思います。
◆冷菓
そして暑い時期なので、冷たいお菓子なども用意しておくといいですね。
定番なのはゼリーやメロンなどのフルーツでしょうか。
私は、昔から地元にあるお菓子屋さんの葛まんじゅうや麩まんじゅうをよく用意します。
おいしいのはもちろんですが、久しぶりに地元に帰って来て
‟懐かしいな、帰ってきたな”
と思ってもらいたいので、地元のお店の物を用意するようにしています。
お盆におもてなし料理で簡単で見栄えがするもの☆
最後は、おもてなしで一番のポイントになるお料理のお話です。
他の準備もあり普段より大勢の分を作るので、できるだけ簡単で前もって準備しておけるメニューにすることが大切です。
あまり手の込んだ料理にすると疲れてしまうので、できるだけ自分も楽しいテーブルに一緒に付けるようにほどほどにしましょうね。
そこで、今回はお盆にちょうどいいおもてなし料理を2つご紹介します。
◆1つ目はとっても柔らかい鶏ハムの南蛮漬け
まず、鶏ハムは炊飯器で作ります。
1.鶏ムネ肉1枚は、厚い所を開いて厚みを均一にします。
2.耐熱性のジッパーバッグに鶏肉を入れて、砂糖小さじ1、塩小さじ1/2、水大さじ1を加えて空気を抜くようにジッパーを閉めます。
3.袋の上からお肉が潰れない程度によく揉みます。
4.炊飯器のかまにポットのお湯と水を3:1位の割合(80℃位)で入れて、鶏肉を平らにして袋ごとお湯に入れます。
5.保温モードで20分置いて、裏返して更に20分加熱します。
6.触ってみてぐにぐにしなければOK!お湯から出して、できるだけ早く冷まします。
この鶏ハム、実はこのまま冷凍できるのです!
使う時は自然解凍すれば大丈夫。
7.出来上がった鶏ハムを少し厚めにスライスして、南蛮酢に漬け込みます。
漬けすぎると硬くなってしまうので、漬ける時間は食べる1~2時間前にしましょう。
8.皿に千切りのきゅうり、レタスや水菜を広げて、漬けておいた鶏肉を盛り付けます。
この上に、卵をたっぷり使ったタルタルソースをかけて出来上がりです!
◆2つ目は子供も大好きなゼリー寄せ
~材料
1.コーンは生なら茹でて粒をそぎ落とし、バラバラにしておきましょう。
2.サーモンやマグロなら賽の目にしておきます。エビなら形が残るときれいなので、スライスしておきましょう。
3.ゼラチンは5g対して200~250ccの液体で溶かします。(好みの硬さによって変えましょう)
4.コンソメは初めに50㏄のお湯でとき、200~250㏄から50㏄(お湯の分)を引いた量の水を加えてお好みの濃さにします。(量は人数によって加減してください)
5.ガラスのカップに材料を入れてゼラチン液を注いだら、冷蔵庫で冷やし固めます。(エビやトマトは、外側からきれいに見えるようにカップの内側に貼るようにするといいですよ)
6.別の平らなタッパーやバットにも、同じコンソメゼリーを何も入れずに作っておきます。
7.固まったらフォークで砕いてキラキラのジュレの出来上がりです!
8.カップのゼリーが固まったら上にジュレをのせて、トマトのスライスと、あればミントやディルを添えましょう。
涼しげで見栄えがして、おもてなしにぴったり!
オクラの☆も入っていてコンソメ味なので、子供にも大人気です!
そして何よりも事前に作っておける!
作っておいてまず初めにさっと出せば、‟わ!すごい!”と、盛り上がること間違いなしですよ♪
◆終わりに
さあ、今年のお盆も目の前です。
・まずは掃除と片付け、布団のお手入れ、そして食器の準備をしてください。
・次に、おもてなしの気持ちとして花を飾ったり、お菓子の準備など進めます^^
・仕上げは、見栄えのする料理で仕込みはOK!
ご自身も楽しめるお盆お休みを過ごしてくださいね♪