今回は目にも涼しい真夏のフルーツ、ブルーベリーについてのプチ情報を!
ブルーベリーは 夏の盛りに収穫期を迎えます。
早ければ5月に収穫をむかえる品種もあるんですよ。
それ単体ではインパクトの薄いブルーベリーではありますが、この小さなベリーを侮るなかれ。
いろんな調理方法でその魅力をいかんなく発揮してくれます。
ブルーベリーパイやブルーベリーヨーグルトはその代表格、タルトやアイス、その他意外なものとコラボしたり変身します。
そんな夏の名バイプレーヤー、こちらではブルーベリーで作るジャムのお話しを致しましょう。
ブルーベリーのジャムが固まらないのはナゼ?
ジャムを作る際に、砂糖は甘くするためには必須であると誰しも考えて入れていると思いますが、では何故レモン汁も加えるのでしょうか。
ジャムを作る際、酸味や砂糖が少ないと固まりずらくなります。
十分な量を入れた筈なのに固まらない、という場合は「ペクチン」が少ないのかもしれません。
ここでジャムが固まる際の必須条件をあげてみましょう。
・1パーセント以上のペクチン
・60〜65パーセント程度の糖分
・ph2.9〜3.4程度の酸
この3点が重要なポイントとなります。
フルーツに含まれている糖分だけではペクチンが少なく ゲル化するのに不十分です。
そのため ゲル化する際に必要な糖分の割合を増やすために砂糖を入れるのですね。
砂糖を加えるのは、味を甘くするためだけではないのです。
では「レモン汁」についてですが、この時点で皆さんのご想像通り、酸味の元となるphがブルーベリーの持つphだけでは足りないため、レモン汁で補う必要があるのです。
この知識があれば、ジャムを作る時にお砂糖&レモン汁はワンセットで必須!
というのも納得ですよね^^
ブルーベリーのジャムでとろみの付け方はどうするの?
ジャムが固まらないのは
ペクチン・糖分・酸がブルーベリーだけでは十分ではないから、でしたね。
ペクチンは酸味や糖分と反応してはじめてトロッとしてくるのです。
しかしここで気になるのが、レモン汁も砂糖も入れたのになんだかうまくとろみが出ない。
とお悩みの方。
ではどのようにすれば、トロッとしたいい感じのジャムになるのでしょうか。
それはズバリ「ペクチンパウダー」です。
ペクチンパウダーは、りんごから取り出したペクチンをパウダータイプにしたとっても便利なアイテムです。
しかもこのペクチンというのは非常に優れもので、
「放射性物質を体外に排出する効果が期待できるかも!?」というウワサもあったり。
真偽のほどはハッキリしませんが、いずれ実証データが出てくると良いですね。
その他にも、
・腸内環境を整えて免疫力をアップ
・血糖値上昇を緩やかに
等の効果もあるようです。
これはもう、ペクチンパウダーを使わない手はありませんよね。
ペクチンパウダーは薬局やスーパーの製菓コーナー、ネットでも手軽に買えますよ。
ちなみに、500グラムのブルーベリーでジャムを作るのなら、ペクチンパウダーは10グラム用意しましょう。
使い方⇒120mlの水を張った鍋にペクチンパウダーを上記の量で、最弱火で溶かして使用してくださいね。
ブルーベリーのジャムの保存と美味しく食べきるには?
オススメの保存方法は「ジプロックで小分けにし、冷凍保存する」です。
この時、できるだけ袋いっぱいに中身を詰めて空気を抜くのがポイントです。
また製氷機にジャムを入れ、凍ったらジプロックに移すという方法もあります。
この方法だと、一人分だけ使いたいという時にも便利ですよ。
一口アイスとしてちょっとしたデザートに♪
炭酸水とミックスしてシュワーッと。おもてなしドリンクとしても使えます^^
いずれの小分け方法での冷凍保存も、自然解凍で美味しく食べられます。
ほんの少し残ってしまったジャムならヨーグルトに入れたり、凍らせてシャーベットにしたりとお好きなアラカルトとしてお楽しみ下さいね。
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終わりに
甘酸っぱくてヘルシーな夏の実、ブルーベリーのプチ情報はいかがでしたか?
今夏は籠いっぱいに収穫したブルーベリーで、美味しいジャムを手作りしましょう。
ブルーベリーで爽やかな夏をお過ごし下さいね!
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