ドラム式洗濯機をお持ちの方、近頃はだいぶ増えているのではないでしょうか。
わたしも海外ドラマなどを見て、かっこいい洗濯機だなーとすごく憧れました。
実際に使ってみると、う~ん?これは使いづらいかも?と思う事が多々あります。
その最たるものが、タオルや衣類にしみついた臭いや洗濯機そのものの異臭です。
洗濯してもスッキリしないんじゃ困りますよね。
こちらでは、臭いの原因や対処方法についてお知らせします!
ドラム式洗濯機の臭いが取れない原因
我が家では子どもが産まれたタイミングで、新しい洗濯機、当時最新型だった日立のドラム式洗濯乾燥機を買いました。
最初の内は良かったのですが、ある時からアンモニア系の異臭がするようになりまして(誰かその辺でオシッコしちゃった?って感じの臭い)
乾燥機をかけるとますます酷く臭うようになりました。
当初、使用している洗剤や柔軟剤がドラム式洗濯機に合っていないのかな?と思っていたんですよ。と言うのも、柔軟剤の成分表示にエステル型ジアルキルアンモニア塩と記載があったんですよね。
「このアンモニア塩が悪さをしてオシッコ臭くしてるんだ!?」ドラム式には合っていないのかも??と考えたのです。
そこで、スーパーで塩素系の洗濯槽用洗剤を購入し、使ってみました。
するとその時はスッキリ♪
そして今後は臭くならないように、アンモニア塩の入っていない洗剤や柔軟剤を使うようにしました。
でも、数日でまた元通りになってしまうんです~。
これは、ドラム式の節水機能があるゆえに、いままで蓄積されたアンモニア塩がちゃんとすすげてない、こびりついて残ってしまってたんですね。
このままでは、臭い状況が延々と続いてしまうので、どうにかすべく色々調べました!
すると「過炭酸ナトリウム」がヒットしました。
ドラム式洗濯機の臭いの取り方は?
「過炭酸ナトリウム」
テレビで、家事えもんというキャラクターでお笑い芸人の方が目からウロコのお掃除方法を紹介されたので、世間一般にもだいぶ浸透してきましたよね。
過炭酸ナトリウムは酸素系漂白剤で、除菌、漂白、消臭する事が可能です。
しかも塩素系のように脱色させないので、色柄物にも安心して使えます。
ドラム式での使用方法
1.40~50℃のお湯に過炭酸ナトリウムを溶かし、直接ドラムの中へ投入します。
すると、シュワーッと発泡した状態になります。
水や低い温度ではこのようになりません。
このちょっと高めの温度が汚れを落ちやすくするんです!
お湯の量: 扉から漏れないぎりぎりまで入れる
洗剤の量: お湯10リットルにつき100グラム使用
(ウチの場合は200グラム程度使用しています)
2.数分間洗濯のみの運転をして、3~4時間放置。
ドラム式は槽全体が浸からないので、かなりやりずらいです。
3.扉を開けて、浮いてきた汚れをネットですくいます。
機種により洗濯途中で扉を開けられない事がありますので、その場合は再度洗濯のみの運転を行います。
4.すすぎと脱水をします
この作業を少なくとも2か月に1回は行うようにしましょう。
汚れが付く前にこういった作業をする事で、綺麗をキープできます!
何度も言いますが、汚れが付く前が大切ですよ~。
一度付いてしまうと、全除去には相当な労力が必要になります。
ドラム式洗濯機の臭いの対策
もう臭いなんてイヤ!
そんな方には、毎日のお洗濯に洗濯洗剤と一緒に、漂白剤代わりとして過炭酸ナトリウム20グラム程度(洗剤用スプーン摺り切り1杯)を投入します。あとは普通に洗濯するだけで、衣類の消臭や洗濯槽の汚れ防止にもなります。
衣類やタオルが臭くなってきたら
過炭酸ナトリウムをお湯に溶かし、大きめの鍋で煮るとあの頑固な臭いが無くなります。ぐつぐつ煮なくてもOK!ですので、沸騰後火を止め、冷えるまで放っておけば大丈夫です。(化繊は熱に弱いので止めておきましょう)
煮るのが無理なら、バスタブや大きなバケツなどにお湯と過炭酸ナトリウムを入れ、臭いものと一緒に一晩放置しておきます。
その他の使用方法
キッチン用品の漂白、除菌、消臭
排水口のぬめり取り
浴室掃除に、ざらつく湯垢にも!
まとめ
洗濯槽のお掃除は、汚れが付く前に!
なるべく定期的に行うのが良いです。
放っておくと、知らず知らずのうちに洗濯槽の裏側に汚れが溜まって行きます。
できれば1か月に1回
忙しい時は2か月に1回でも良いのでスッキリさせましょう~☆