日本の夏祭りとしてとても有名な「青森ねぶた祭り」
大迫力のねぶたが夏の闇夜に浮かび上がり、跳人(はねと)が「ラッセラー」と掛け声を上げながら飛び跳ねる熱気!見ているだけで圧倒されます。
本番のねぶた祭りはもちろん素晴らしいのですが、ちょっと裏側も覗いてみませんか?
2017年度の日程とねぶた師についてもご案内します♪
青森ねぶた祭りの日程2017は?
青森のねぶた祭りは、七夕祭りの灯籠流しが起源との説があります。
中国から伝来の七夕と青森津軽地方に古くから伝わる精霊送りが合わさって変化して行き、現在のねぶたとなったようです。
木と針金を複雑に組み合わせ、紙を貼られたねぶた。
色とりどりの彩色を施された巨大なねぶたは、神仏を題材にしたり、有名な物語の1シーンを切り取ったり、それぞれが趣向を凝らした素晴らしいものです。
まつりの会期
毎年曜日に関係なく、8月2日~7日に開催されます。
◆1日
青い海公園の特設ステージで前夜祭
浅虫温泉花火大会
◆2日
約15台の子どもねぶた運行
◆3日~6日
大型ねぶたの夜間運行
◆7日13:00~
約20台の大型ねぶたの運行
◆7日19:15~
青森港にて、約6台のねぶた海上運行と青森花火大会
青森のねぶた祭りの穴場?
青い海公園で、いよいよねぶた小屋建設がスタート!
完成は5月半ばを予定しています。ねぶた祭りに向け、着々と準備が進みますね。
ご存知でしょうか?
このねぶた小屋の中で、ねぶた師の方々が制作作業されるのですが、一般の人も制作途中のねぶたをちょこっと覗き見できるんです!!
三角形が印象的なアスパムという観光物産館。
ここは展望台があったり、お土産に便利な建物なんですが、すぐ脇に青い海公園があり、そこにねぶた小屋が建てられるんです。
広場の両サイドにズラーッと小屋が並び、その付近は誰でも通れるので、小屋の幕が開いてさえいれば、制作途中のねぶたを拝むことが可能です。
全部が全部ではないのでそのタイミングによりますが、完成前の様子を見られるなんてワクワクしませんか??
じっくりと細かいところまで堪能できますので、お時間に余裕があればぜひ!必見ですよ。
ねぶたのガイド案内
ねぶたラッセランドの「ねぶたガイド隊」
ねぶた制作や歴史について、ねぶた小屋を周りながら、解説付きのガイドツアーをなんと!無料で行っています。
2017年度の開催日
期間 : 7月1日(土) ~ 8月6日(日)
時間 : 10:00~15:00(7月22日以降は~15:30まで)
お昼時は制作者さんの休憩時間のため、見学不可となります。
興味がおありの方は、事前予約をしておきましょう。
申込方法 : ガイド案内所にて直接予約
電話申し込み(017-752-1311)
青森のねぶた師の北村さん親子
祭りの山車やねぶたを作る制作者を、現代では「ねぶた師」と呼んでいます。
明治時代ごろまでは町内単位の運行だったため、ねぶたは有志が制作していたそうですが、企業により運行するようになって、制作者が注文を受けるスタイルに変わってきました。
そんなねぶた師の中でも凄い方が。。。
北村 隆さん
17歳からねぶたを作り続け、多数の功績を上げること早50年!
六代目ねぶた名人です。
北村 麻子 さん
2012年度にデビュー。女性としては初!のねぶた師。
父親である隆さんに師事、最初の内は弟子入りすらできず、ひたすら真摯に努力されました。今は親子で活躍されています。
2016年度には「陰陽師 妖怪退治」で優秀制作者賞と商工会議所会頭賞を受賞、いま乗りに乗っているねぶた師ですね。
2016年7月末、ねぶた小屋付近を勝手に見学していたら、北村麻子さん作の「陰陽師 妖怪退治」が見る事ができました!
◆仕事としてやってみたい??
北村さんのサイトでは、弟子志願、ねぶた制作手伝い、ねぶた紙貼りスタッフの募集もしています。
ねぶたに情熱があり、体力に自信のある方、サイトでリクルートのページがありますよ。いかがでしょうか?
まとめ
ねぶたの時期、宿ではすでに予約が多数入っている模様です。どこも混雑必至ですね。
8月の開催期間より前に、青森を観光する方は、ねぶた小屋にいらしてみて下さいね!
とても見ごたえがあり楽しめますよ♪
疲れたら公園のベンチやアスパムでも座れるところがあります。