まだ真夏とも言えない時期なのに。
子どもの寝汗ってすごいんですよね。大人と比べると尋常じゃない汗の量にびっくりします。
一晩中エアコンや扇風機を付けっぱなしにするのも良くないですが、エアコン付けずに汗の搔きっぱなしで冷えるのも心配です。
寝ている時の着替えはどうしたら良いのか、布団などの寝具はどうすべきかお悩みのママさんへ。
ウチの子はこうしていたよーと言う話です。ご参考にどうぞ~♪
子供の寝汗がすごい!
子どもの寝汗は、個人差はもちろんありますが、とくに幼児期の子どもは頭や背中に大量の汗を掻きます。このままでは布団がカビてしまう~と心配になるくらいです。
子どもと大人では、汗腺の数が実は同じだけあります。考えてみれば、増えたり減ったりする訳ないんですよね(笑)ですので、子どもは身体の面積が小さい分、どうしても汗の量も多くなってしまいます。
汗をかくこと自体は悪いことではありません。
人間が体温調節をするうえで、発汗は重要な役割を果たしています。
汗を掻くことで皮膚表面から水分が蒸発しますので、余分な熱を放熱し体温を丁度良く保っているのです。
とくに子どもは新陳代謝が活発なため、身体の大きさよりも多くの熱が生み出されます。そのため汗を多く出して放熱と体温調節をしなくてはならないんですね。
さらに!
子どもと大人では身体を構成する水分量が違っています。子どもは水分量が多いので、その分摂取量も多くなります。当然、汗も掻きやすくなるのですね。
子どもの寝汗でエアコンはどうする?
日本の夏は高温多湿ですが、昔はここまで暑くありませんでした。
わたしの子ども時代は、夏日(最高気温が25℃以上の日)はあっても、真夏日(最高気温が30℃以上の日)なんて滅多に無かったと記憶しています。その上猛暑日!(最高気温が35℃以上の日)聞いたこともありませんでした。
近年、7月8月の東京の平均湿度は70%台です。非常に湿度が高い事が分かりますね。
いわゆる熱帯夜とは、最低気温が摂氏25度以上になった日を指します(時間の定義はありません)
冷房をかけた時の室温としては、外気より5℃低めの27℃位が良いと言われていますので、エアコンを付ける目安となります。ですが、個人個人の体質や体感温度により、同じ温度でも暑い人もあれば寒い人もいますので、この温度が絶対とは言えません。大人が丁度良いと思っていても、熱量の多い子どもにとっては猛暑日に感じるかもしれませんね。
就寝中に汗をたくさん掻いている子どもの様子を見ると、エアコンのオンオフ、さらに設定温度を何度にすれば良いかで迷います。エアコン慣れし過ぎて、成長した時に汗を掻けない体温調節がうまくできない子になってしまうと言う話も聞きます。
とは言え、27度以上で多湿になると熱中症の危険も出てきますので注意が必要です。
冷えすぎるのは良くありませんが、湿度が下がれば体感温度も下がり熱中症の危険も弱まりますので、目指すのは丁度良い除湿!です。
エアコンの設定温度はあくまでも目安と考え、湿度にも気を付けるようにしましょう。扇風機も併用し、風が直接子どもに当たらないようにします。首を上に向けて首振りをするとエアコンの冷風が部屋に行き渡るようになりますよ。
子どもの寝汗で着替えや布団は?
子どもが身に着けるものは大人より1枚少ないくらいが基本です。
寝る時のパジャマや寝間着は赤ちゃんなら肌着1枚、少し大きくなってきたらつなぎではなくセパレートタイプのものが便利です。素材も木綿などの天然ものが汗をよく吸い取ってくれます。
就寝中に汗でビッショリになっていたら、着替えもさせてあげたいですね。寝ているのを起こしてしまうのが可哀そうですが、着替えてスッキリすると意外にグッスリ寝てくれます。
途中起きてしまうと寝れないタイプのお子さんの場合は、背中にタオルを差し込んでおき、タオルだけ取り替えても良いでしょう。あせもには注意してくださいね。
さらにお助けアイテムとして、ひんやり寝具も便利です。
近所にニトリがあるのでちょくちょく買い物に行くのですが、「Nクール」シリーズは接触冷感のひんやり感が気持ち良いです。
子ども向けに可愛い柄の敷パッドやタオルケットもありますので、夏の寝苦しさをちょっと和らげてくれるひんやりアイテム、便利に使ってみてはどうでしょうか?
商品によってひんやり度合いが違いますので、できれば店頭で見て触って試すのが良いと思います。エアコンを付ける時間も少し減らせるかもしれませんよ。
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ニトリのNクール敷バッドの実力
まとめ
子どもの寝汗にお付き合いするのは、夜中に起きたりママにとって大変ですよね。
でも、汗は元気のバロメーターでもあります。
無理は禁物ですが、昼間は大いに遊んでしっかりと水分と塩分の補給をして下さい。
真夏をなんとか乗り切って、すくすくと成長して行けると良いですね!
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