夏休みの自由研究は小学生の高学年?台風の仕組みやまとめ方

夏休みの自由研究では、毎回どんなテーマにしようか悩みます。

早めに手を付けて夏休みをしっかり満喫できると良いのですが、大体において後回しにしてしまうので、やっつけ仕事になってしまう事もありますよね。

「台風はなぜできるのか」

これは娘が小学3年生の時に自由研究で行ったテーマですが、実際に取り掛かるとけっこう難しく高学年向けだったかもしれません。その辺りも含めてご紹介します!

  

夏休みの自由研究で小学生もできること

娘が小3の時に行った自由研究「台風はなぜできるのか」

この当時、娘はもちろん、親のわたしも自由研究のなんたるかを理解していなかったので、予想も無ければ実験も無し。とにかく記録だけ淡々と行いましたが、せっかくの記録を活かしきれず、中途半端な状態で提出する事になりました。

ちゃんと手順を踏んで行えば、小学生でもそれなりにしっかりした物ができるはずです。後で考えたら、もったいない事をしたなーと反省しきりです((+_+))

理科系でまとまったものを仕上げるのに必要な事は

予想 ⇒ 実験 ⇒ 結果、と言うように順序立てて行います。

・早めにテーマを決める

・テーマを決めたらどのように行うのか大枠を決める。
 実験をするのか、もしくは毎日記録を取って検証するのか。

・予想を立てる。

・結果をまとめる。

自由研究で台風の仕組みを調べる

娘が取り掛かった内容は、ほぼ親のわたしがサポートして行っています。
小3で筋道立てて考えて、なんてまだまだ無理なので仕方ないですね。

まずは、図書館で天気関連の図鑑や本をチェックしました。

調べてみると、図鑑や本は専門用語や小3の子どもには理解できない言葉が多く、子どもの力だけでは難しい内容です。

その手の図鑑は持ち出し禁止だったので、台風関連で必要そうなページをコピーして持ち帰りました。

帰宅後、その中からさらに必要と思われる項目を抜き出していきます。
これは親子で一緒に読んで、内容を説明しながらだったので、けっこう時間がかかっています。

娘が書き出した内容

1.しらべたきっかけ
なぜ調べようと思ったか。
自由研究では、まずこれを書かなくてはならないんですよね。
その夏はやたらと台風が多い年で、同時期に3つも発生したり天候が注目されていたんです。娘もどうして台風があるのか知りたい、と言っていたのでテーマに決めました。

2.台風とは
そもそも台風っていったい何?
大人でもパッと説明できないですよね~。発生の仕方や形、風の吹く方向や回り方などを書いて行きます。

3.台風の一生
発生してから消えるまでの過程を記します。

4.台風のえいきょう
台風が発生するとどんな影響が出るのか、風雨や被害についても記します。

5.天気のかんさつ
1~4までは図鑑などで調べた内容をまとめたものですが、ここでは実際の天気を観察し写真撮影。そして気温と湿度を測る作業を毎日行います。

データとしてまとめるために、毎日同じくらいの時間で、同じ場所から空模様の写真を撮りました。

6.天気図
新聞に載っている天気図を切り抜いて取っておきます。
ウチでは新聞をとっていないので、ダンナの実家にヘルプをお願いしました。毎日のことなので、あとでまとめて見ると台風の動きが分かって面白いですよ。

自由研究で台風のまとめ方

このように書き出した内容は、スーパーで売られている自由研究用の冊子にまとめました。表紙と裏紙が厚紙で、内側に画用紙が数枚とビニールがセットされています。タイトルや絵も書きやすい便利なグッズです。

模造紙で書く方法もありましたが、字の大きさやバランス感覚が要求されるので、小3の娘には難しいだろうと判断。出来るかもしれませんが、これも母パワーでほぼ添削って事になりそうなのでパスです。

毎日の天気図、写真、実際の天気、温湿度の計測ページはこんな感じになりました~。


新聞の切り抜きは夏休みスタートと同時に集め始めていますが、写真撮影と温湿度の計測は夏休み後半の2週間程度だけです。

これを実際の天気や体感温湿度と照らし合わせたら、もっと深い内容で、自由研究らしくなったハズです。当時はそこまで思い至らずでした。

まとめ

ついつい、めんどくさいから後回しな自由研究ですが、完成した時の達成感はスゴイですよね。

小学校の高学年なら言葉の意味が理解できてくるハズですので、台風や天気関連の説明もすんなり入ってくるでしょう。

半端に終わらない、満足の行く研究になるよう頑張ってくださいね!

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