田んぼアートは青森田舎館村へ行って見て♪見頃やアクセス

田んぼアートって知っていますか?

近頃は日本各地で見られるようになりましたが、もともとの発祥は青森の田舎館村(いなかだてむら)と言われています。一番最初は平成5年、3色の稲でスタートしました。

今では7色もの稲を使い、緻密で素晴らしい作品を次々に作り出しています。

  

田んぼアートは青森田舎館村へ行ってみて♪

青森県田舎館村で開催される「田んぼアート」

毎年恒例の田植え体験ツアーは5月に田植え要員の募集があり、2017年度は6月4日に行われています。
青森はまだまだ肌寒い時期でしたが、1,000人以上の参加者により稲が植えられました。

絵柄デザインが決まると、展望台から見下ろした時にちょうど良く見えるようにするため、測量を行いながら「茅(かや)」を田んぼに印として打って行きます。今回は14,500点も使われたそうです。こうした緻密な作業で、素晴らしい作品が出来上がるのですね。

田んぼアートは第1と第2の2か所あり、観覧期間と時間は基本的に同じです。
土日祝日も関係なく空いていますが、閉館時間の30分前までには入るようにしましょう。

6月 5日~7月14日 9:00~17:00
7月15日~8月31日 8:30~18:00
9月 1日~10月9日 9:00~17:00

料金

展望デッキは第1と第2のそれぞれで、大人(中学生以上)300円、子ども(小学生)100円。
第1の6階天守閣に上がる場合は更に大人200円、子ども100円となります。
未就学児(小学生未満)は無料です。

◆第1田んぼアート

10月1日(日)は稲刈り体験ツアーがあるため休館予定です。
場所: 田舎館村役場
田舎館村展望台から観覧可能。
待ち時間が1時間以上になる場合は、整理券が配布される事があります。

2017年度のテーマ

日本神話の「ヤマタノオロチ伝説」より。
スサノオノミコトがヤマタノオロチに立ち向かうシーン。

◆第2田んぼアート

場所: 道の駅いなかだて・弥生の里
弥生の里展望所から観覧可能。
6月17日~観覧可能となっています。

2017年度のテーマ

昔話と言えば...「桃太郎」が有名ですね。
桃から生まれた桃太郎が道中で動物たちを家来にし鬼退治に向かうシーンを切り取っています。

田んぼアート青森田舎館村の見頃

当初の田んぼアート、最初の内はシンプルな岩木山の絵柄でしたが、ある年のモナリザを境に年々複雑な絵柄となっています。

田植えをしてから、稲は少しずつ成長していきます
見頃の時期は7月中旬~8月中旬の約1ヶ月。稲は青々と育ち、美しい発色と見栄えが良い時期を迎えます。8月下旬ともなると稲穂の変色が出て全体に色あせて行きますが、それも味があります。

平日も行列があったりしますので、待つ覚悟を決めて行くか、ちょっと時期を外してゆったり見ても良いでしょう。

田んぼアートは青森田舎館村へのアクセスは?

津軽平野の南部、弘前市と黒石市の間に位置する田舎館村は米づくりで古い歴史のある村です。
村の花も「稲」にしているくらい、米との関わりをとても大切にしています。

◆電車の場合

第1田んぼアート

弘南鉄道「田舎館駅」より車で約5分
JR「川部駅」より車で約10分

第2田んぼアート

弘南鉄道、2013年7月27日に開業した「田んぼアート駅」から徒歩ですぐ。
*gooの『全国の“珍”駅名ランキング』で弘南鉄道弘南線:田んぼアート駅が1位に選ばれたそうですよ。

◆車の場合

第1と第2のどちらも青森市から40分くらいかかります。
また、無料の駐車場が利用できます。

第1田んぼアート⇒田舎館村役場駐車場
第2田んぼアート⇒道の駅いなかだて「弥生の里」駐車場

◆シャトルバス「たさあべ号」の利用

期間中は、第1田んぼアートと第2田んぼアートをシャトルバスがつなぎます。
6月17日~10月9日まで無料で利用可能です。

まとめ

地上からではよく分からないのに、展望台から見ると素晴らしい様子が見られます。せっかく見るなら第1と第2の両方を見てみたいですよね。

村のHPでライブカメラの映像を見る事ができますので、色づき加減などチェックしてみても良いでしょう。

この時期限定のアートに触れてみてはいかがでしょうか♪

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