3月3日のひな祭り!
女の子のお祭りとして、
ここまでよくぞ無事に成長してくれました♪
と皆で喜びお祝いする日ですよね^^
子どもの頃は、お雛様を飾るのがとっても楽しみでした。
家が狭かったのでガラスケースに入った小さなお雛様でしたが、懐かしく思い出されます。
ですが、当時どうやって飾っていたか、じつはよく覚えていません。
お内裏様は左?あれ右だった??
..人の記憶は当てになりませんね。
どうやら地域で違いがあるようです。
こちらで詳しくご紹介していますので、どうぞお立ち寄りください☆
雛人形の飾り方は関東と関西で違うの?
人形店ではたくさんの雛人形が売られていますよね。
豪華な七段飾り、子どもの頃お友達の家に飾られているのを見るとキラキラ輝いて見えて、すごーく憧れました。
近頃は住環境に合わせてコンパクトな親王飾りがあったり、多種多様の品揃えです。
◆男雛と女雛の位置
ご存知でした??
モノによって、男雛と女雛の位置が違っていること。
こっちのお雛様は、向かって左に男雛がいるけど、あれれ?こっちのは右側だ!
なんで!?意味があるの?
テキトーに置いちゃった?
..ってワケではもちろんなくて(笑)
じつは、地域によって男雛と女雛の位置が違うんです。
~関東の場合
向かって左側に男雛、右側に女雛
~関西の場合
こちらは関東とは逆!
向かって左側に女雛、右側に男雛が座っています。
その理由は様々言われていますが、もともとの位置としては関西が発祥のようです。
ただ、国際儀礼では「右側が上位」なんですね。
それを受けたのが大正天皇が即位した際のこと。
国際儀礼に従い、大正天皇は皇后さまの右側(向かって左側)に。
このことから関東ではそのスタイルに従ったため、関西と違う形になったと言われています。
雛人形の顔も関東と関西で違う?
関東と関西で違うところは他にもあるんです!
それはお顔の違い。
~関東の場合
・お人形の目が大きい。
・ふっくらとした輪郭。
・ほんのり口角が上がっている。
~関西の場合
・目元は涼やかな切れ長。
・すっとした細面のお顔。
同じ日本国内でも、関東以北では美人顔。
ですが、関西から西日本ではいわゆる平安風の貴族といった気品のあるお顔が主流なんです。
ひと口に雛人形と言っても、過去から脈々と受け継がれた歴史とその時々での時代背景を感じさせてくれますね。
また、近頃では伝統的な雛人形とは違ったお雛様も目に付きます。
懐かしのリカちゃん人形から、スヌーピーやディズニーなどのキャラクターのお雛様。
キャラクターなだけにお値段も格別だったりしますが^^;
だからこそ欲しい!と言う方も多いので、けっこうな需要があるようです。
ちなみに。
我が家では娘が産まれた際に購入したお雛様があるんですが、
見つけた時は一瞬で心惹かれました。
キャラクターでは無いですよ?
一目惚れ!ってこのこと?って思いました(笑)
⇓ ⇓ コレです。
ねっ!素敵でしょう??
これは楽天市場のネットショッピングで見つけました。
20万強(!)の高額商品でしたが、これ以外のお雛様が目に入らなくなってしまったので(笑)
数日迷って購入しました~。
小物が沢山付いているのが決め手となりました。
女子は細々した可愛いものに惹かれますよね~。
雛人形はいつからいつまで飾っていいの?
◆飾り初めの時期
わたしはお雛様を出すタイミングでいつも迷うんですが、実は飾る時期があるんですよね。
立春の2月4日~2月半ば
がおすすめです。
と言うのも、節分の際には「鬼は~外!」
と豆まきをする事で、家の中から邪気を払っています。お雛様には清々しい空気の中でお出ましいただく事ができるんですね。
ただ、家庭の事情などでもっと早くから飾りたいと言う方もいますよね。
ご紹介した時期はあくまでも目安です。気にせずたくさん飾って楽しんでくださいね♪
◆仕舞う時期
ひな祭りが終わったら、さあ片付け!
ひな祭りが終わってすぐの3月4日から取り掛かる方もいれば、もうちょっと飾っておきたいな~とのんびりな方もいると思います。
地域によっては旧暦で飾る場合もあるので、1ヶ月くらい時期がズレてしまうケースも見られます。あまり堅苦しく考えず、郷に入っては郷に従え、地域のやり方で合わせても良いでしょう。
ただ、気になるのが婚期の遅れ。
あまり長い間置いておくと行き遅れる??
..なんて話もありますね。
そのように言われるようになった理由ですが、
良妻賢母のたしなみとして、片付けがしっかりとできる子は早くお嫁に行けるという母から子へ受け継がれてきた教えがあります。
それが、行き遅れるという部分だけクローズアップして残っているのかもしれません。
◆注意する事!
雨の日に片付けるのは絶対に止めましょう。
湿気がこもってしまい、大切なお雛様がカビてしまうかもしれません。
晴れて乾燥した日にしまうのがベスト!です。
しっりとホコリを払って、来年まで大切にしまっておきましょう。
終わりに..
関東と関西では、お雛様の並び方からお顔の造りまでいろいろと違っていますね。
飾り付けと仕舞う時期についてもお役に立てましたでしょうか?早すぎず遅すぎず、が目安となりますが、大切なのは成長を祝う気持ちです!
お子さんが大きくなると一緒に飾りつけもできるので、楽しんで良い思い出を作ってくださいね(^^♪
くれぐれも湿気対策は万全に!!
|