梅雨に肌が乾燥しちゃう!?かゆみでイライラが止まらない時の対処法!



梅雨の時期になると、湿度が高くジメジメとした日が続きますね。

そんな時期、肌のトラブルに悩まされる人も多いのではないでしょうか。


そして、肌トラブルの中でもベタベタとするのに乾燥が気になるということがよくあります。

湿度があるはずなのに、なぜ肌が乾燥するのでしょう?

その原因と対処法について、ご紹介します!

梅雨に肌が乾燥しちゃう!?湿気があるのになんで?

梅雨の時期は湿度が80%を超える日も珍しくありません。

湿度が高いと不快感も高くなりますので、オフィスや家庭ではエアコンや除湿器を利用して対策することがよくあるのではないでしょうか。

これらを使うことで、湿度が下がり快適さを感じられますよね。

しかし、肌にとってはよい環境とは必ずしも言えないのです。

まず、湿度が下がり肌の水分が蒸発します。

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すると、肌の内側が乾燥した状態に。

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乾燥したことを感知した肌の表面では、水分が蒸発しないように皮脂が分泌されます。

そのため、内側はカラカラで水分が足りていないのに、表面が皮脂で覆われたような状態になります。


結果として、表面はベタベタするのに乾燥が気になるという肌ができてしまうのです。

皮脂がいつもより多く分泌されるので、テカリも気になりますしメイクも崩れやすくなります。

また、皮脂が毛穴に詰まることで、いつもよりニキビができやすくなるということもあります。


梅雨の時期は一見、湿度があるので乾燥とは無縁に思えますが、実は肌へ充分な水分を補ってあげるような丁寧なスキンケアが必要な季節なのです。

梅雨に肌のかゆみが出るのはなぜ?



梅雨の季節の肌のお悩みとして、べたつくだけでなくかゆみが出るのが気になる方もいらっしゃるでしょう。

その原因はいったい何でしょうか?

◆原因その1

ひとつめは、皮脂がいつもより多く分泌されやすいためです。

梅雨の時期は外のジメジメした空気と室内のエアコンなどによる乾燥した空気の差が大きくなりがちです。

その影響で肌表面には皮脂が多く分泌されますが、内側はカラカラなので普段はなんともない刺激にも敏感になります。

◆原因その2

ふたつめは、汗をかきやすいためです。

梅雨は真夏ほど暑くはありませんが、湿度が高いのでじんわりと汗をかくことが多いですよね。

また、屋外と屋内を行き来したときなどは気温差で汗が出たという経験をした方も少なくないでしょう。

こうした汗が肌表面にとどまっているときに皮脂と混ざると膜のような状態になります。

すると、いつもより多く分泌された皮脂が毛穴に入り酸化したり、肌の表面で雑菌が繁殖したりすることが起きやすくなるのです。

これらのいつもより多い皮脂と汗をかきやすいという環境が合わさると「かゆみ」を感じることがあります。


肌トラブルの原因になりがちな

  • 「過剰な皮脂」
  • 「汗が蒸発しないで肌にとどまる」

という要因を満たす梅雨の時期に気になるトラブル、といえるかもしれませんね。

肌のかゆみが止まらない時の対処法



肌のかゆみが起こりやすいとはいえ、そのままにしておくわけにはいきませんよね。

◆保湿対策を強化

肌の表面がテカるからといって、皮脂ばかりを取り除くのはよくありません。

大切なのは肌の内側にしっかり水分を届けてあげることです。


次のような方法が比較的取り入れやすいのではないでしょうか?

・洗顔のときは手と顔の間に泡の層をはさむイメージで優しく洗う

ゴシゴシこすらず、優しく洗顔をすることで皮脂を取り過ぎることを防ぐことができます。

皮脂を取り過ぎると、またさらに皮脂が分泌されてしまうという悪循環にならない効果が期待できます。


・汗をこまめにふきとる

汗がずっと肌にとどまると、表面がふやけて刺激に敏感になります。

汗をかいたらこまめにふきとりましょう。

メイクの上からでも拭き取れるシートを使ったり、汗を抑えるパウダーを活用するのも効果があるかもしれませんね。


・エアコンのきいた室内に入る前に薄くクリームを塗る

オフィスでのエアコンはなかなかこまめに調節するのは難しいですよね。

外出して帰ってきたタイミングで汗をふき、薄くクリームや乳液を塗ってからオフィスの中に入るだけでも、乾燥を防ぐことができます。

体の内側から皮脂を減らす

皮脂は体を守る働きがあるのですが、過剰に分泌されてしまうと肌トラブルを起こす原因になることがあります。

体の外からだけでなく内側からもできる次のような対処法があります。

・野菜を多めに食べて、脂っこい食事を控える

・睡眠をしっかりとる

・運動を意識して取り入れ、ストレス解消!


生活習慣そのものを見直すことで、肌のターンオーバーが整いやすくなります。

刺激そのものに強い肌にしていくことが「かゆみ」の起こりにくい肌を作ることにつながるのです。

改善しないときは早めに皮膚科へ!

保湿もしているし、健康的な生活も心がけているのに「かゆみ」などがおさまらない!

というときは早めに皮膚科へ相談しましょう。

「マラセチア菌」というカビが原因になっていることがあります。

梅雨から夏にかけて、この菌による皮膚炎が増えてきます。

「かゆみ」や「赤み」「かさつき」が主な症状です。

この場合は、保湿をしても効果がないので塗り薬での治療が必要です。

まとめ

梅雨はジメジメとしてあまり気持ちのよい季節ではないですね。

自分の肌だけでもきれいに保つことができたらすこしでも快適に乗り切れるのではないでしょうか。

肌のケアを正しく行ってトラブルに負けない肌作りにチャレンジしてみましょう!

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