日射しの強い夏本番!
紫外線対策に余念のない方も多いですよね。
夏だけでなく、実は1年を通して紫外線が降り注いでいる事をご存知でしょうか?
曇りの日でも、室内でも、季節や場所に関係なく対策する必要があります。
また、だんだんと日射しが強くなると、皮膚に湿疹が出たり、赤く腫れてしまう事があります。
そのような症状を避けるために、日焼け止めの使い方や対策についてご紹介します。
紫外線による湿疹でかゆみが出る!
冬の間、日に当たらず無防備に過ごしていた肌。
春になりだんだんと日射しが強くなってくると、ポツポツと細かい湿疹が出てかゆくなったり、赤く腫れあがってしまう、皮膚が粉をふいてしまう、などの症状が出る事があります。
皮膚科を受診しても、塗り薬の処方だけで改善しなかったり、毎年の事なのでなんとか辛抱してやり過ごしている方もいますよね。
そうは言っても、かゆみを通り越してヒリヒリ痛くなるとツラいです。
そうならないために、まずは自分自身で対策できる事はしっかりとやるようにしましょう。
基本的に日に当たらないのが一番ですが、日常生活がままならなくなると困りますね。
外出するときは、UV機能付きの日傘やつばの広い帽子、長袖の服、手袋、ガーゼマフラー等でガードしましょう。ただし、UV機能が付いていない衣服は紫外線を透過します!購入される際は、紫外線をどれだけカットできるのかよくご確認ください。
紫外線からガードする日焼け止めとは?
衣服でガードするのはもちろんですが、スーパーやドラッグストアへ行くと、UV対策用の色々な商品が出ています。
日焼け止めクリームやジェルなどには、SPFやPA、数値などが表示されています。数値が大きい方が、より効果が高いというのはご存知ですよね。では、実際の意味はどうでしょうか?
SPFとは
「Sun Protection Factor」の略です。
概して、UVB(紫外線B波)の防止効果を表わしています。
SPF30とか50とか書かれていますよね。これは日焼けをするまで時間、その数値の分だけ日焼けを遅らせる事が出来る、という意味なんです。つまり、これを塗っておけば日焼けしない、のではなく、塗る事により少しの間紫外線からガードできます、というものなのです。
PAとは
「Protection Grade of UVA」の略です。
主にUVA(紫外線A波)の防止効果を表わしています。
+の数が多いか少ないかで、UVAに対する効果の程度を示しています。
日焼け止めの使い方
どうしても露出してしまう部分には、SPF25程度の低いもので良いので、刺激の少ない日焼け止めを塗りましょう。汗で流れてしまったり、服の擦れで落ちてしまうので、こまめな塗り直しが必要です。塗り漏れがあると、後で炎症してしまう事もあります。
使用感の重い、伸びにくいクリームは肌の負担になるので、ジェルやサラッと伸びるタイプをおすすめします。子ども用と書かれているものを選んでも良いですね。
また「紫外線吸収剤」は肌にかかる負担が強いので、肌荒れしてしまう事があります。
「紫外線吸収剤」ではなく「紫外線散乱剤」で日焼け止めするタイプを選ぶようにしましょう。
紫外線の乾燥対策とは?
日射しの強くなる時期だけでなく、冬のうちから乾燥に気を付ける事も大切です。
保湿を十分に対策しておくと、いざ紫外線の季節になった時に症状が軽く済むかもしれません。
それには、角質を柔軟にして「肌力」を強くする事が一番の対策です!
- 入浴時は、ぬるめお湯に保湿効果のある入浴剤を入れて浸かる。
- ボディソープも皮脂を落とし過ぎない、保湿できるものを。
- 入浴後すぐにボディローションやクリームを塗る。浴室内で、タオルで拭き上げる前に塗っても良いでしょう。
こちらのオイルは全身に使えます。
⇓ ⇓ ⇓ ベタベタせず1~2滴でよく伸びます。保湿力が高く髪の毛にも使えますので、良かったらお試しください。
まとめ
紫外線によるツラい悩みには、普段からのまめな対策、日焼け止めをこまめに塗る、乾燥対策をする事が必須です。
細かい事ばかりで面倒かもしれませんが、今の内にしっかり対策をして、将来の自身のために「肌力」を上げて行きましょうね♪