ノロウィルスは感染力が強く、何度でもかかる病気です。
また、ノロウィルスは「感染経路が多いウィルス」でもあります。
特に冬はあらゆる日常に感染する可能性が...。
と思っていたら、家族がノロに!
上から下からとにかく苦しい症状なので、かなり消耗します。
そしてできれば自分にうつってほしくないのが本音です。
が、ふと気づいたら、ノロにかかった本人やたらとおならをしてるような^^;
もしかして、おならからうつることはあるの?
と気になった方に..どうぞお立ち寄りください☆
ノロウィルスはおならで感染するの!?
ノロウィルスは牡蠣などの二枚貝からうつる食中毒や人から人へうつって拡散します。
最も多いのはウィルスに感染した人の排泄物や吐いたものを処理した際の接触感染です。
吐いたもの等の中には、数億ものウィルスが含まれています。
気になる「おなら」にもウィルスは含まれていますので、直接触れればウィルスに感染することはありえます。
通常、下着や赤ちゃんならオムツをしていますので、直接おならに触れる機会は少ないため感染の可能性は低いです。
ただし、トイレを共用している場合には、感染した人のあとに使う時にうつることがあります。
トイレに限らず、共用スペースがある場合には消毒を徹底して行うようにするのが最善の対策です。
メガネやマスクと手袋をして、次亜塩素酸ナトリウムの配合された台所用ハイターなどで拭き上げてから使うようにします。
ちなみに、哺乳瓶の消毒剤として使われる「ミルトン」にも次亜塩素酸ナトリウムが含まれていますので、10倍に薄めればノロウィルス用消毒液として使えます。
*ただし、時間経過とともに効果が無くなるため作り置きはできません。
あわせて予防対策としても有効ですので、石けんでの手洗いとうがいも普段から習慣にしておきましょう。
アルコール消毒はノロウィルスに対しては効果がありませんので注意してくださいね。
ノロウィルスのときにおならが止まらないのはなぜ?
ノロウィルスによる症状が胃腸に出ている場合、おならが増えることがよくあります。
腸の状態が悪くなっていると、食べたものの消化がうまく出来ません。
そのため、消化不良のような状態になってガスが発生し、おならが出ることがあるのです。
胃腸が弱っているときに出るおならは、消化が不十分なために出るガスなので卵が腐ったような臭いがすることが多いです。
また、子どもや高齢者のほかにも大人で体力の落ちている人がノロウィルスにかかった場合は、吐き気が激しかったり胃腸にダメージを受けやすいことがよくあります。
そのようなケースでもおならやゲップが多くなるのです。
体内にたまったガスを外に出そうとする正常な体の反応ですので、ことさらに心配することはありません。
整腸剤が処方されているのであれば、きちんと服用しつつ、経口補水液などで水分を少しづつ補給して胃腸回復を促しましょう。
おう吐や下痢の症状があるときも含めて、水分補給は少量ずつこまめに行うようにすることが大切です。
スポーツ飲料も一見よさそうですが、糖分が多く含まれているので、症状が残っているときには体に負担がかかります。
逆に吐き気につながることもありますので、スポーツ飲料で水分補給を飲むときは薄めたものから口にして試すほうが良いです。
胃腸の症状が出ているときには、食べ物を消化することが一番負担になります。
ですので、栄養を付けようと無理に食べるのはおすすめしません。
水分補給に徹した方が回復が促進される傾向があるのです。
ちなみにノロウィルスの時だけではなく、急性胃腸炎や過敏性腸症候群の場合にも急におならが増えることがあります。
受診してノロでなかったときには、別の胃腸炎等の可能性も考えてみてくださいね。
ノロウィルスのおならは回復途中なの?
ノロウィルスから回復している途中でも、おならが出ることがあります。
その場合のおならは症状がピークの時と違って、お腹がスッキリとするおならに変化します。
ウィルスが体の外にほぼ出されており、たまったガスを排出している状態ということです。
おならの変化が感じられたら、回復途中であるというひとつの目安にはなるでしょう。
まだ、胃腸は本調子ではありませんので食事は徐々に通常のものに戻していくようにしましょう。
すりりんごやにんじんを煮込んだスープは整腸効果のある成分が含まれていますので、かなりオススメ♪です。
胃腸に負担がかかると、下痢が復活してしまうことがありますので、慎重に様子を見ながら食べるようにしましょう☆
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まとめ
毎年、冬になるとノロウィルスの流行が心配になりますよね。
今回はおならから感染するのか!?
についてご紹介しました。
おならだけでうつることはほぼありませんが、感染力の強いウィルスですので対策するに越したことはありません。
手洗い・うがいでの予防とともに、感染した人が出た場合に正しい処理をして広まらないように務めましょう。
また、家庭で感染した人が出た時にあわてないよう、使い捨ての手袋やハイターなどのセットを準備しておくといざという時に安心です。
必要なものをまとめて置いておくのもオススメです。