みなさんは津島の天王祭ってご存知ですか?
中部地方の夏祭りとして有名で津島祭りとも呼ばれています。
毎年7月の第4土曜と次の日の日曜に開催されます。
全国の数ある夏祭りの中でも、最も勇ましく華やかで美しいお祭りとして知られています。
また500有余年の歴史を持ち、威厳があって気高く、華麗な川祭りで厳島神社の管絃祭と大阪の天満天神祭とともに日本三大川祭りの一つとしても数えられています。
天王祭の津島は混雑する?
以下、津島市公式ページより書き出しています。
お祭りの詳細情報を見てみましょう!
まきわら船が津島笛を奏でながらゆうゆうと天王川を漕ぎ渡ると、揺らめく提灯が川面に映り、まきわら船はその美しさをさらに際立たせ、灯と水のドラマは頂点に達します。
朝祭は、市江車を先頭に6艘の車楽舟が能の出し物をかたどった置物を飾り、楽を奏でながら漕ぎ進みます。
先頭の市江車から10人の鉾持が布鉾を持って水中に飛び込み、川を泳ぎ、神社に向かって走るその姿は勇壮というほかありません。
また、このまつりは、昭和55年に「尾張津島天王祭の車楽舟行事」が国の重要無形民俗文化財に、昭和59年に「尾張津島天王祭の車楽」が県の有形民俗文化財にそれぞれ指定されており、平成28年12月には33件の「山・鉾・屋台行事」のひとつとして、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。
私が天王祭に出掛けた時は、津島にいる友達の家にお昼前に着いて、浴衣を着させてもらいました。
お昼過ぎには準備万端!
1日目の「宵祭」には毎年20万人もの人が集まり、とても混雑するんですよ!
夕方18時から天王川公園内で開催されるイベントもとっても人気なんです。
この時間になると徐々に混雑し始めるので、それまでには会場内に入っておいた方が良いですね。
19時頃になると、かなり混雑してくると思います。
特に混雑するのは「宵祭」の20時前後です。
その頃になると歩くのも大変な人混みになります。
観る場所の確保は19時までには済ませておきたいですね。
お祭り会場は公園ということもあって段差や舗装されていない所も多くあるので小さな子どもさんは気を付けてくださいね。
またベビーカーの使用は、混雑でもみくちゃになってしまうので難しいでしょう。
ケガなどしてしまったら大変です!避けておいた方が良いですね。
天王祭の津島で駐車場は停められる?
私は友人宅へ停めさせてもらったので駐車場を確保する必要はなかったのですが、やはり駐車場の混み具合なども気になりますよね。
津島市内には、会場周辺の小学校運動場などの臨時無料駐車場が10ヶ所程度用意されています。
会場までは徒歩で約10分~15分程の距離です。
※場所により、もう少し時間がかかる場所もあります。
当日の天王川公園内駐車場は交通規制のため停められません。
また、お祭りの会場付近の道路は18時から22時30分までは通行規制が実施されるので注意してくださいね。
公園周辺は封鎖されているのでひどい渋滞や混雑は少ないと思います。
市内駐車場も18時頃には満車になるので、それまでには駐車しておいた方がよいと思います。
19時頃からの如意点火は手作業により「まきわら船」の提灯が点火されていきます。
この様子は幻想的でとても人気があるんですよ!
また「宵祭」では水上花火と打上げ花火も開催されます。
水面を「まぎわら船」が彩るなか、夜空を彩る花火の風景はまさに圧巻!
これはオススメなので見逃さないでくださいね!
天王祭の津島へのアクセスについて
◆電車の場合
最寄駅:名鉄尾西線 津島駅から徒歩15分~20分程度
(津島駅より市内循環バス→南門前下車→徒歩約10分)
バスは大回りするので徒歩の方が天王川公園に早く到着します。
◆車の場合
〇東名阪自動車道「弥富IC」→ 国道155号線 約15分
〇東海北陸道「尾西IC」→ 国道155号線 約35分
駐車場情報でも少しお話しましたが、お祭りの当日、最寄り駅の津島駅やお祭り会場の公園周辺は交通規制されているので、車で進入できない場所があるので注意してくださいね。
*まきわら船・・・半円球に400~420個程(1年は365日で365個の提灯ですが形が整わないので)の提灯を付けた船
まとめ
いかがでしたか?
ユネスコ無形文化遺産に登録された尾張津島天王祭り。
幻想的なまきわら船、花火、子供が喜ぶ屋台もたくさん出ています。
お近くの方はもちろん、遠方の方も是非訪れてみてくださいね。
また天王祭が行われる天王川公園は天王祭だけではなく4月下旬から5月上旬に行われる「尾張津島藤まつり」も有名なんですよ。
とてもきれいなのでそちらにも足を運んでみてくださいね。