ふたりの記念日だったり、お仕事の都合などの事情で夏に結婚式を挙げたい!
でも、周囲から「えっ!夏に挙げるの~!?」なんて言われてしまった方もいるのではないでしょうか。
夏の結婚式は非常識なの?
そんな疑問への答えを一緒に見ていきましょう。
あわせて、夏の結婚式だからこそ必要な配慮などもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
夏の結婚式は非常識!?なんて言われないために
夏に結婚式を挙げるとしたら、ゲストは真夏の暑さの中で正装をして結婚式に参加しますので大変に感じてしまう人は多いです。
実は、1年の中で結婚式に呼ばれたら困るなと感じる割合が最も高いのは12月ですが、それに次いで多いのが8月なのです。
そのように思われてしまう原因は大きく分けると次の3つ。
非常識と言われないためには、これらの点を十分に配慮して準備を進める必要があります。
◆汗だくになるのが気になる!
夏日、真夏日、など気温によりその日の暑さを表わす言葉が違いますが、近年では気温が35度前後になる日も多く、とても暑いですよね(;^_^A
式場まで移動する間に汗だくになるのがいやだという声がよく聞かれます。
◆外でのセレモニーはつらい・・
結婚式といえば、ガーデンセレモニーも憧れですね。
真夏の時期に長く外にいるのは気が進まない方が多いでしょう。
暑さが苦手な方や高齢の方は体調を崩してしまう可能性があります。
◆お盆に予定が!?
8月といえば長期休みがとりやすい一方で、既に予定を立てている人も多いです。
結婚式をここにあてる場合、連休の中日を避けたほうがゲストも比較的参加しやすいでしょう。
一般的に夏は結婚式のオフシーズンなので、お得なプランを打ち出す式場がたくさんあります。
基本のプランにかかる費用が抑えられる可能性がある分、参加してくれるゲストへの気配りに力を入れて、細やかに行うようにしておきたいですね♪
夏の結婚式はおもてなしの心で迎えたい
ここまで見てきたように、夏の結婚式は季節ならではのゲストへの配慮が必要なことがおわかりいただけたと思います。
なによりも一番大切にしたいことは「ゲストに気持ちよく過ごしてもらおう」というおもてなしの心です。
新郎新婦が主役なのですが、ゲストの目線で重視されやすいところはケチらないことがポイントです。
ずばり、ゲストが重視するのは引き出物と料理です。
新郎新婦がどんな衣装やドレスを着るのか、素敵な式場の雰囲気にも気分がワクワクするのですが、やはりゲストが実際に味わうものや手元に残るものの影響は大きいです。
この2つのポイントで、おもてなしの心をしっかり伝えるための方法をご紹介します!
◆引き出物
引き出物といえば、一般的には引菓子と品物がセットですよね。
どんな品物をいくつ入れるかは地域によっても差があります。
あとで、気まずくならないためにも事前の確認はきちんとしておきましょう。
この引き出物ですが、夏の結婚式では次のような方法はいかがでしょうか。
「カタログギフト」
こだわりのある親族へは品物を、友人などにはカタログギフトにする。
真夏の暑さの中、慣れない服装で重いものを持ち帰るのは大変です。
かさばらず、家でゆっくり好きなものを選べる点はゲストの負担を軽くできるのではないでしょうか。
ただし、結婚式では引き出物を持ち帰るもの!
という考え方の人もいますので、そうした方にはきちんと品物を贈ったほうがおもてなしの気持ちが伝わります。
「自宅へ発送する」
引き出物をゲストの自宅へ届けてくれるサービスがあります。
結婚式当日にはテーブルに「引き出物はご自宅に届けます」という旨が書かれたメッセージカードが置かれることが多いです。
式場によっては提携している業者があります。
新郎新婦が手配した場合は持込料を加算するという場合がありますので、事前に確認をしてくださいね。
当日に二次会があっても引き出物を持ち歩かずに済むことや、高齢やマタニティで重いものを持ち歩くのは不安というゲストにも安心して参加してもらえそうですね。
◆料理
結婚式ではコース料理が一般的ですよね。
加えて、デザートビュッフェの演出は女性のゲストたちのテンションが上がるものです。
もし可能であれば、ここにアイスやかき氷を加えてみてはいかがでしょうか♪
女性に限らず、男性や子どものゲストもきっと盛り上がってくれるでしょう。
また、暑い季節には食欲が出ないという方もよくいらっしゃいますので、口当たりの良いゼリー寄せのような前菜、食べやすいサイズの盛り付けなどメニューをカスタマイズできる式場も増えています。
海や星空をモチーフにした飾りつけの料理なども印象的ですよ。
写真をたくさん撮りたくなりそうです^^
夏の結婚式には暑さ対策が必須!
結婚式では料理・引き出物、演出など重要なポイントがたくさんありますが、夏の結婚式ではやはり暑さ対策が不可欠です。
せっかく参加してくれたゲストに喜んでもらえるような暑さ対策ポイントを3つご紹介します。
◆式場への移動手段を準備
真夏では、外を5分歩くだけでも汗がふきだしますよね。
結婚式に参加するゲストにとっては、大量の汗でスーツやドレスに汗ジミができたりメイクが落ちたりしたら、結婚式が始まる前からぐったりしてしまいます。
駅から歩く必要のある式場なら、できればタクシーや送迎バスを手配したいですね!
もしくは地下直結や無料のシャトルバスが運行している式場を選ぶのもひとつの方法です。
遠方から来てくれるゲストにもわかりやすいように招待状に案内を入れたり、事前に連絡をしておくと喜んでもらえるでしょう。
◆冷たいウェルカムドリンクとひんやりグッズ
暑い屋外から涼しい屋内に入ると、ワーッと汗が出ることがあります。
冷たいウェルカムドリンクを準備して、まずがゲストがほっと一息つけるようにしましょう。
また、冷たいおしぼりやメイクを直すグッズをトイレなどに充実させておくのもおすすめですよ^^
◆室内で楽しめる演出を中心に
ガーデンで開放的なパーティーや写真撮影にあこがれている方も多いですが、真夏の結婚式では屋外にいる時間は短めにしておきましょう。
屋内でも氷細工を使った涼し気な演出や新郎新婦によるビールサーブなど、数多くの演出があります。
涼しい室内での演出でゲストもゆったりと楽しんでくれるでしょう。
ちなみに、冷房がききすぎていることを予想して薄手のブランケットなどの準備しておくとより役立ちます。
汗をかいて涼しい室内に長くいると、寒くなってきますよね。
とくにマタニティのゲストがいる場合はスタッフにお願いしておくとよいでしょう。
まとめ
夏の結婚式では暑い季節ならではの配慮が必要です。
一方でこの季節、日中は天気が安定しやすく、費用面も抑えやすいというメリットもあります。
ゲストが快適に楽しんでくれる素敵な結婚式になるように、事前の準備をしっかりとして思い出に残る一日にしてくださいね!