どのご家庭にも１つはあるカラーボックス。
本棚のタイプや衣類を入れておくタイプがありますが、何となくカビ臭いかも…と感じたことはありませんか？
カビというと、もう捨てるしかないと考えてしまう方も多いと思いますが、ちょっと待ってください！
今日は、皆さんがお持ちのカラーボックスにカビが生えてしまった時に役立つカビ取り方法や予防について分かりやすくご紹介していきます。
カラーボックスがカビ臭い！生えるのはなぜ？
濡れたものを入れているわけでもないし、湿気が多い場所でもないのにカラーボックスにカビが…
敵を倒すには、まずその敵をよく知らなければなりません。
ということで、ここではカビが生えてしまう原因を探っていきます。
まず１つ目の原因は、カラーボックスは、表面は塗料が塗ってありますが、裏側はとても湿気を吸収しやすい合板がむき出しになっていることです。
そして２つ目は、カラーボックスを置く場所です。
収納家具は大抵壁際に置きますよね。そうすると、壁とカラーボックスの裏側の隙間に湿気が溜まりやすくなってしまうのです。
溜まった湿気を合板が吸収してしまうというのが、カラーボックスがカビやすくなってしまう原因なのですね。
リーズナブルな価格で買えて気軽に置けるカラーボックスですが、こんな理由で生えてしまったカビ。
いくら安いとは言え、それほど長く使った訳ではないし、えい！っと捨てるのも悔しいですよね。
カラーボックスの裏側がカビたら捨てるしかない？
さて、カビが生えてしまう原因が分かったところで、今度は、そうなってしまった時の対処方法についてお話しますね。
カビ臭い、または、カビの黒い点々を見つけたら捨てるしかないと思いがちですが、大丈夫です！
カビを除去するために効果的なのは『アルコール』です。
特別なものではなく、普段手指の消毒に使うものでＯＫ！
ティッシュやペーパー等にアルコールを吹き付けて、カビが生えたところを丁寧に拭いていきましょう。
この時、１か所ずつティッシュを変えながら拭いていくことがポイントです！
その理由は、拭いたときにティッシュに付いたカビの胞子を他の所に移さないためです。
なので、ちょっともったいないと思うかもしれませんが、思い切って使って下さい。
（ぞうきんで拭いていくと、ずっと同じもので拭くことになるのでティッシュや使い捨てできるものを用意してくださいね）
カラーボックスのカビを除去するやり方
付いてしまったカビを取る方法はすでにお話しましたが、アルコールではなくてハイターのようなものの方が強力でいいのでは？
と思う方もいらっしゃると思います。
たしかに除菌力は高いので使った方が効果はあります。
ですが、カラーボックスはほとんどが木でできていてます。
しかもカビが生えやすい裏側は塗料も塗っていないむき出しのことが多いので、ハイター等の塩素系漂白剤だと素材そのものを傷めてしまいます。
どうしてもしっかり除菌を！という場合は、かなり薄めて使うようにしてください。
色が抜けてしまう事も考えられますので、端の方で試して様子を見ながらにしましょう。
また、その際は手荒れ防止のためのビニール手袋や眼鏡をかけるなどの準備も必要です。
換気も十分に行ってくださいね。
手軽に行うのであれば、アルコールなら手指の消毒に使うくらいですから木を傷める心配もありません。
しかも非常に早く乾くのもいいポイントです♪
◆‟予防”をするなら？？
カラーボックスにカビが生えてしまう原因は、裏側の合板がむき出しになっていることにあるとお話しましたが、そうであれば、むき出しになった部分を覆ってしまうのも手です！
１度やすりがけをしてニスを塗るという方法もありますが、ちょっと大変ですよね。
そこで今回は、とても簡単にできる方法をご紹介します!
用意するものは、ガムテープだけ☆
方法も単純で、裏面に隙間なくぴっちりと貼っていくだけ！
えっ？と思うかもしれませんが、合板が出ていない部分は、空気に触れていないのでカビが生えにくいですよね。
ということは、むき出しになっていなければＯＫ！
どこの家にもあって誰にでもすぐに実践できるのもおススメのポイントです。
ただし、すでにカビが生えてしまっている時は、上記のやり方でカビをしっかり除去することが大切です。
よく乾かしてから貼ってくださいね♪
そして、もう１つ大切なのは設置する場所です。
通気性がよく湿気が溜まりにくいように、壁から5～10ｃｍ位離して置くようにしましょう。
空気がよく通る場所にはカビはそうそう生えてきません。
湿った空気が溜まらないように気を付けて下さい☆
まとめ
カビを見つけてしまっても、これでもう大丈夫☆と思って頂けたら嬉しいです。
カビを吸い込んでしまうと身体にもよくないので、特に梅雨時期や部屋干しが多くなる時期には、お家にあるカラーボックスの裏側をチェックしてみてくださいね☆
ただし、上記の対策をしてもカビ退治ができない場合もあります！
奥の奥までカビが入り込んでいた場合は、カビ臭さが復活するかもしれません。
表面的には綺麗に見えても、カビが残っていたらニオイは残りますから。
そのときはいさぎよく買い替えてくださいね！！
✅ ニトリのカラーボックス“Nクリック”は、工具なしで組み立てが簡単にできちゃう優れモノ。ヴィンテージ風な木目カラーもあって、かなーりおすすめです＾＾
