牡蠣の美味しい季節^^
カキフライにバター炒め、食べたい妄想が広がりますよね!
だけど、たくさんいただいてしまったら、さてどうしよう!?
下処理をどうすれば??
ましてや殻付きだったら、どうしたものかと途方に暮れてしまいます。
✅ 下処理についてはこちらをどうぞ!
牡蠣の生食用と加熱用の下処理は大根おろしで?殻付きの場合は?
しかも食べきれなかったら、どうやって保存すればいいのか悩んでしまいますね。
そこで、こちらでは牡蠣の保存方法についてご紹介したいと思います。
殻付きの場合や、冷凍や解凍でおさえておきたいポイントも見て行きましょう。
どうぞ最後までお付き合いくださいね。
牡蠣の保存方法は殻付きの場合どうする?
直売所で大量に生牡蠣を購入したり、たくさんいただいたりした場合、牡蠣を腐らすのはもったいないですよね。
できることなら生牡蠣は早く食べきる方がいいです。
ですが、食べきれないときは殻付きでもむき身でもちゃんと保存できますのでご安心ください。
新鮮なうちに、余りそうな分は冷蔵・冷凍してしまいましょう!
生牡蠣の保存期間は、最長でも水揚げされてから5日間と定められています。
魚介類、特に貝類は注意しなければいけませんし、保存状況によっては牡蠣の傷みがさらに早まることもあるからです。
◆冷蔵保存する場合
むき身の場合
・袋に入っている塩水をジップロックなどのチャック付保存袋やタッパーに移す
・余った牡蠣を入れ、塩水がこぼれないようにしっかりとチャックやフタをし、冷蔵庫に入れて保存する
(基本はパッケージに記載されている期限まで保存はできますが、一度開封して空気に触れているのでなるべく早めに食べるように)
殻付き生牡蠣を冷蔵保存する方法
・3%濃度の塩水を粗塩でつくり生牡蠣をくぐらせる
・牡蠣の膨らんだ方を下にして、塩水で湿らせた新聞紙やキッチンペーパーなどで牡蠣をくるんだ上にラップでくるみ、冷蔵庫で保存する
(消費期限はおよそ1週間ですが早めに食べることをおすすめします)
牡蠣の保存で冷凍する場合は?
むき身の場合
未開封の袋のむき身の場合は、まるごと冷凍保存が可能です。
開封している場合
・牡蠣を流水で洗い1粒づつラップに包み、ジップロックなどのチャック付保存袋へ入れて冷凍保存
・殻付きの牡蠣と同様、むき身を冷凍保存した場合でも1ヶ月ほど保存することができます。
・しかし、時間の経過や冷凍することによって牡蠣の風味が落ちるので、早めに使いきりましょう。
殻付き生牡蠣を冷凍保存する方法
・牡蠣を殻ごと流水できれいに水洗いする
・キッチンペーパーなどで水気を拭き取る
・ジップロックなどのチャック付保存袋に牡蠣が重ならないように並べ入れて冷凍庫で保存
(消費期限は1ヶ月くらいが目安。牡蠣は冷凍することでも風味が落ちるので、早めに調理することをおすすめします)
牡蠣を冷凍したあとに解凍するコツ!
◆むき身の解凍方法
・袋のまま冷凍保存している場合は、袋ごとぬるま湯につけます。
・牡蠣の身がほぐれてきたらザルに移して流水で洗い、最後にキッチンペーパーで水分を拭き取ります。
・牡蠣を一粒ずつくるんで冷凍保存していた場合は、お皿にチャック付き袋ごとのせて冷蔵庫に移しておき冷蔵庫内解凍するか、流水解凍をする。
◆殻付き牡蠣の解凍方法
・殻の膨らんでいる方を下に殻を流水で洗いお皿に乗せる
・ラップをせずに電子レンジで加熱し、牡蠣の殻が開けば完成電子レンジでの加熱時間は、3個(電子レンジ500Wの場合)で約3分が目安。まだ火が通っていなければ20秒ずつ延長して確実に加熱すること。
レンジのワット数の違いや牡蠣の大きさなどによって加熱時間は変わるので、しっかりと火が通っている事を必ず確認すること。
◆冷凍保存した牡蠣を食べる場合の注意点
どれだけ新鮮な牡蠣であっても、一度冷凍した牡蠣を食べる場合は必ず加熱調理をしてください。
自然解凍や流水解凍、冷蔵庫内での解凍をおこなって生で食べること食中毒の原因となりますのでしないでください。
加熱調理をするとき、加熱用の牡蠣を食べる時のポイントは、とにかく十分に加熱することが重要で、5分間以上火を通すことが理想とされています。
保健所の基準では、牡蠣の中心部が90℃以上の温度で、90秒以上加熱されることによってほとんどのウィルスは死滅するからです。
魚介類、特に二枚貝に潜んでいる食中毒を避けるためには、しっかりと牡蠣の中心部まで火を通すことが大切です。
冷凍することで細菌やウィルスが死滅することはないので、注意が必要です。
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まとめ
今回は牡蠣の保存方法についてご紹介いたしました。
家庭でも簡単に保存ができます。
生牡蠣は新鮮なうちに食べる方が一番ではありますが、冷蔵保存はもちろん、冷凍保存もでき解凍後もおいしくいただける方法がわかりました。
家庭で牡蠣を食べる機会があった時に参考にしてみてください。
そして何より食中毒の危険を防ぐためにも保存した場合はくれぐれも火をしっかり通すことだけは忘れないでくださいね!