子供の便秘が多いことはご存じでしょうか?
その原因としては、野菜や海藻に含まれる食物繊維が不足してしまうことや、水分不足があります。そして小学校に入学して環境が変わって緊張やストレスを感じたり、恥ずかしくて学校でできなくて我慢してしまうといった精神的なこともあるようです。
あまり我慢し過ぎると、おなかが痛くなったり、食欲が減退してしまったりします。さらに便秘が長くなると腸が鈍感になりますます解消しにくくなっていきます。
大人と違って強い薬も使いづらいし、病院にかかるほどでもないし…でもすっきりしないのはかわいそう…。
薬に頼らずに、食べ物で解消できたらいいな…と思っているお母さん方に朗報です!
さつまいもやヨーグルトなど、便秘解消にいいと言われるものは色々ありますが、今日お話したいのは、‟オリーブオイル”です。
オリーブオイルで便秘の子供もスッキリできる?
オリーブオイルが身体にいいというのはすっかりお馴染みになっていますが、便秘にも効果があることはご存じない方も多いかもしれません。
でも、実はオリーブオイルが便秘解消に一番効果があるとも言われているほど、今大注目なんです!
さっそくうちの子にも試してみたい!でも、いつ、どのくらい飲ませたらいいの?油をそのまま飲むのは大変そう…
そこで、お子さんの便秘に対するオリーブオイルの効果や飲ませるときのポイントなどを詳しくお話していきます。
子供の頃から便秘だという人は意外に多く、便秘で病院を受診するのも珍しい話ではないようです。
便秘解消の方法としては、
✔ 朝起きたら水をコップ1杯飲む
✔ 食物繊維を積極的に摂る
✔ ヨーグルトなどの乳酸菌やそのエサになるオリゴ糖を多く含むものを食べる
といったものが定番ですが、オリーブオイルが一番便秘に効果的であるという研究者もいるほど今注目されています!
では、どうしてオリーブオイルがいいのでしょうか?
それには、いくつかの理由があります。
まず、オリーブオイルには腸を刺激してぜん動運動を促す効果があります。
また、小腸で吸収されにくいオレイン酸が含まれているので、吸収されずに大腸まで届いて腸を刺激してくれます。
3つ目に、オリーブオイルが腸に届くと便の水分を保持してくれる作用があり、油なので便の滑りもよくしてくれます。
さらに、オリーブオイルはビタミンEも豊富で、自律神経のバランスを整えてくれる働きがあります。
緊張やストレスが多いと、自律神経が過敏にになってお腹が張ってしまいます。そこで自律神経を整えてあげると、腸のぜん動運動がスムースになり、便秘解消につながるというワケです。
このように、オリーブオイルは色々な面から便秘解消に良い作用があります。
次のテーマでは、そんないいこと尽くめのオリーブオイルの取り入れ方についてお話していきますね☆
オリーブオイル便秘の子供の適量や飲むタイミングって?
ここまで読んでオリーブオイルを試してみてもいいかも☆と思った方も多いと思います。
でも、子供にはどのくらいあげたらいいの?いいタイミングはあるの?と思いますよね。
ここでは、実際にあげるときのそういった気になるポイントをお話していきます。
まず子供にあげるときの適量ですが、15ml~30ml程度と言われています。
便秘の程度や子供の年齢に寄って変わるので、量にも幅を持たせていますが、少なめから初めていくのがいいと思います。
次に、飲むタイミングですが、朝食の時に一緒に飲むのがいいと言われていますが、そのまま飲むのが苦手な時は料理などに加えて取り入れてもOKです☆
苦手なものを続けるのは大人でも難しいものですよね。
子どもならなおさら、1度嫌になってしまったら続けるのはなかなか大変だと思います。
そこで子供がオリーブオイルを取り入れやすい食べ方をご紹介します。
オリーブオイル便秘の子供におすすめの食べ方
便秘は毎日の食生活やライフスタイルからなってしまうことが多いので、改善する時も、続けることが大切です。
オリーブオイルも同じで、たまにではなくてできるだけ毎日取り入れるのがポイントになります。
とは言っても子供にそのままの油を毎日子供に飲ませるのは大変ですよね。
しかも便秘に効果があると言われるエキストラバージンオリーブオイルは味や香りも強めなので、余計に嫌がってしまうかもしれません。
ということで、ここではおススメの食べ方や取り入れ方をご紹介します。
1つ目は、ヨーグルトにかける食べ方です。
プレーンのヨーグルトにオリーブオイルと蜂蜜を入れて混ぜるだけの簡単レシピです。
バナナやキウイフルーツを入れると便秘解消効果アップですよ☆
2つ目は、スープに入れる方法です。
特にミネストローネは、作る時からオリーブオイルで材料を炒めて作るので、最後にかけても合うこと間違いなし☆
また、ポタージュスープにもよく合うので、食べやすくなります。
その他の料理でも炒めたり焼いたりする時の油をオリーブオイルに変えると取り入れやすいと思います。
|
まとめ
オリーブオイルの効果を読んで頂いていかがでしたか?
便秘がちだと、大人でもゆううつになってしまいますよね。
それが小さい子供であればなおのこと。
それが薬ではなくて食べ物で楽になったらお母さんも嬉しいと思います。
さらに子供だと、自分で伝えられる子ばかりではないので、毎日の食事の中に簡単に取り入れられるのは大切なポイントですね。
オリーブオイルには、便秘解消の効果の他にも女性に嬉しい美肌効果がある抗酸化作用や、動脈硬化といったお父さんも気になる生活習慣病の予防にも効果があると言われています。
料理に使う油をオリーブオイルに変えたり、サラダにかけたりしながら食事の中で毎日摂れれば、家族みんなの健康にいい効果が期待できると思います。
最後に、私のオススメするオリーブオイルの食べ方をご紹介させて頂きますね♪
まずは、オリーブオイルに塩を入れて、パンに付ける食べ方です。
ちょっと大人?かと思いますが、チーズの入ったパンに付けると、子供もパクパクです♪
2つ目は冷ややっこにかけるレシピです。(レシピと言えるほどのものではないですが…)
冷ややっこにお好みで醤油か塩をかけてオリーブオイルをかけたら出来上がり。ウチの家族には、普通の冷ややっこよりも人気です☆
モッツアレラチーズにかけるのは定番ですが、豆腐とモッツアレラは似ているので、モッツアレラにオリーブオイルと醤油をかけるのもおいしいです。
その他にも、じゃがいもや人参、かぼちゃを多めのオリーブオイルでじっくりこんがり焼いて塩をふったシンプルな食べ方もgoodです☆(お好みで、ハーブを一緒に)
オリーブオイルは意外と和風の食事にも合うので、いつものメニューにちょっとかけてみようかな、くらいで取り入れてみるといいと思います。
最初のテーマの中で触れたいくつかの方法の中と合わせて、ぜひオリーブオイルをおいしく取り入れてみてください☆