とうもろこしは甘みがあり、食事だけでなくおやつにもされています。
腹持ちもいいので、ダイエットのときにも役に立ちそうなイメージがあるのではないでしょうか。
そこで!
こちらでは、とうもろこしに含まれる炭水化物の量やダイエットに効果的なのかについてご紹介します!
とうもろこしは炭水化物か野菜どっちなの!?
とうもろこしは、食品の分類上は淡色野菜なので野菜の仲間だといえます。
一方で、成分を見てみると平均的なとうもろこし1本(150グラム)中に約25グラムの炭水化物が含まれています。
そして、その炭水化物中の糖質の割合が高い傾向があります。
野菜の中では炭水化物が多いのですが、ご飯1膳分に含まれている量と比べるとおよそ半分なんですよ。
糖質の割合が高い分、太りやすいのかも・・というイメージを持っている方も多いですが、適量を食べるのであればそこまで心配する必要はありませんね。
様々なビタミンやミネラル、食物繊維を摂ることもできますし、その中でも葉酸を多く含んでいるのは特徴です!
厚生労働省は400μg/日を葉酸の摂取推奨量としていますが、とうもろこしには100μg程度含まれています。
細胞の修復や合成、赤血球の合成を助ける力があり「鉄欠乏性貧血」の対策として、正常な赤血球を作り出すお手伝いをしてくれます。
食事制限やダイエットをしていると、どうしてもビタミンやミネラルが不足しがちになりますよね^^;
おやつなどにとうもろこしを上手に取り入れることで、健康的にダイエットに取り組むことができるのではないでしょうか♪
とうもろこしはダイエットに効果があるの?
とうもろこしは様々なビタミン・ミネラルを含んでいるとお話してきましたが、食物繊維も多く含まれています。
食物繊維は大きく2つに分類できます。
1.水溶性食物繊維
2.不溶性食物繊維
とうもろこしは後者を含んでいます。
水溶性食物繊維は海藻類などに多く含まれ、胃の中に長くとどまることで食べ過ぎを防ぎ、糖質の吸収をおだやかにしてくれる働きをします。
一方で、とうもろこしに含まれる不溶性食物繊維は腸の中で水分を吸収してふくらみ、腸のぜん動運動を促してくれる働きをします。
便秘改善にも力を発揮してくれそうですね!
とうもろこしの食物繊維量は、一般的に含まれている量が多いとされているさつまいもよりも多いのです。
善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれる働きもありますので、美肌にもよい効果が期待できそうですね!
ただ、野菜の中ではカロリーが高いので、とうもろこしを一度にたくさん食べ過ぎてしまうのはよくありません。
ダイエット中の体内をきれいに整える、という点ではダイエットでも役立つのではないでしょうか^^
とうもろこしでダイエットできる方法ってある?
ここまで見てきたように、とうもろこしは野菜の中では糖質の割合が高いものの、ビタミン・ミネラルや食物繊維を豊富に含んでいるとおわかりいただけたかと思います。
体を保つための基礎部分で、とても大切な働きを担う栄養素を摂ることができます。
そのような面から考えると、とうもろこしのみでダイエットは難しいですが、健康的でバランスのよいダイエットのための補助としてはとても心強い存在だといえるのではないでしょうか。
- とうもろこしそのものを食べるときには、塩ゆでして食べることが多いと思いますが、ラップで包んで600ワットで4~5分ほどレンジでチンしても食べることができます。
旬の季節にはスーパー等でお手頃な価格で手に入りやすく、こうした気軽さも魅力的です!
また、とうもろこしのひげを使ったお茶は利尿効果があるためむくみ対策にもよいですし、とうもろこしの実を使ったコーン茶で鉄分や食物繊維を摂ることができます。
どちらもカフェインレスなので、カフェインに過敏な方や控えている方でも安心して飲むことが
できますね。
ドラッグストアやインターネットで気軽に買えますので、ご興味のある方はぜひお試しください。
ただし、ひげ茶は血中のカリウムを減らす働きがあるので、授乳中の方は注意が必要です。
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まとめ
とうもろこしは糖質が多く太りやすいというイメージからダイエット中は避けられてしまいがちです。
ですが、豊富なビタミン・ミネラルや食物繊維を含んでいます。
脂肪燃焼のサイクルをしっかりと回すためにカルシウムやマグネシウムといったミネラルが必要とされます。
そのような意味では、とうもろこしはダイエットのサポーターとしてとても有能なのです。
夏のダイエットにとうもろこしを適度にとりいれてみてはいかがでしょうか♪
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